- 2021年8月12日
- 2022年1月28日
内定辞退者に対して損害賠償を請求できるか?
社長 先日、内定承諾書を提出した学生が内定を辞退したいという連絡がありました。内定承諾後に辞退されると採用予定人数が確保できない等、当社に多大な損害が発生します。当社としては、辞退の理由も明確でないことから、内 […]
社長 先日、内定承諾書を提出した学生が内定を辞退したいという連絡がありました。内定承諾後に辞退されると採用予定人数が確保できない等、当社に多大な損害が発生します。当社としては、辞退の理由も明確でないことから、内 […]
社長 当社はOA機器のリース・販売等を業とする会社です。この度,同業のX社に勤務する営業マンYを中途採用しました。YはX社に勤務中からX社の顧客を当社へ紹介してくれたり,当社で就業を開始した後も,X社の顧客リス […]
社長 当社では、入社後6ヶ月間を試用期間としています。試用期間の長さとして適当でしょうか?試用期間としてどの程度まで許容されるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 試用期間中の雇用契約の法的性質は、解約権留保付の雇 […]
社長 当社では,既存の従業員の退職に伴い,新たに従業員の採用を検討しています。そこで,応募者の思想・信条を理由に不採用とすることはできるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 法的には,契約自由の原則から,思想・信条 […]
社長 当社では,従業員の退職に伴い,新たに従業員の採用を検討しています。そこで,調査・面接についての注意点について教えてください。 弁護士吉村雄二郎 使用者は,労働者の採用に当たって調査の自由を有しますが,無制 […]
社長 当社では.毎年4月の賃上げに際して勤怠査定を行っています。遅刻・早退や欠勤についてはマイナス査定をしても問題はないと思いますが、労基法や育児・介護休業法に定められている休暇や短時間勤務についてもマイナス査 […]
社長 当社の社員Yが,転居して通勤費用が従前より下がったにもかかわらず、その旨を会社に申告しなかったため、3年にわたり通勤手当を過分に受給していたことが判明しました。Yは悪意があった訳ではなさそうなので懲戒処分 […]
社長 当社の従業員Yは、入社10年目なのですが、未だにミスが多く業務知識も不十分で仕事に取り組む姿勢も消極的です。同じ勤続年数の社員と比較して、明らかに能力が不足しています。そこで、降格により賃金額を引き下げた […]
社長 当社は年俸制を導入して3年になります。昨今の会社の業績不振と当該社員の成績不振を理由として,ある社員の次年度の年俸額を10%引き下げようとしたところ,「年俸額を一方的に減額するのは法律違反だ」と主張して紛 […]
社長 当社では,これまで管理職のみに適用していた年俸制を一般社員にまで拡大しようと考えています。当社の賃金体系は,従来の基本給部分の16倍を年俸として,月々は年俸の16分の1に加え,家族手当や住宅手当,単身赴任 […]
社長 当社は今年度から課長以上の管理職の賃金に年俸制を導入しましたが,ある課の業績が極端に悪いため,来月1日付で責任者である課長を課長代理に降格することになりました。管理職の年俸は役職と連動した等級を基準に決定 […]
社長 定期昇給やベースアップは必ず4月に行わないといけないのですか? 弁護士吉村雄二郎 あらかじめ定められた賃金表に基づき、使用者が従業員に対し定期的に賃金の引き上げを行うことを、一般に「定期昇給」と呼んでいま […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,労働者が残業代支払請求を放棄しているとの反論ができると聞きました。具体的にはどのような場合に出来るのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 残業代請求権が発 […]
社長 我が社の給与規程には,「会社は業績に応じて賞与を支給する」との定めがあり,これまで,ときに変動はありましたが,毎年2回,夏は給料の2カ月分前後,冬は給料の3カ月分前後を賞与として支払ってきました。ところが […]
社長 当社の従業員Yが、各種ローンによる多重債務に陥り、裁判所より給与の差押命令が送達されました。この場合、当社としてはどのように対応すべきなのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 労基法24条は賃金は直接労働者に支 […]
社長 当社では現在賃金を現金にて支給しておりますが、今後、口座振り込みにしたいと考えております。どのように進めればよいでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 ①労働者の同意を得ること, ②労働者が指定する銀行その他の金 […]
社長 当社は今期まで急激に業績が悪化したため、誠に遺憾ながら、年末の賞与の一部を当社の製品で現物支給とすることにしたいと思っています。このようなことは可能でしょうか? 弁護士吉村雄二郎 労基法24条1項は,「賃 […]
社長 社員の正当な理由のない遅刻・早退に対しては罰として賃金カットを行いたいと思います。無制限に賃金カットを行っても大丈夫でしょうか? 弁護士吉村雄二郎 賃金カットによる制裁には、労基法91条の制限があります。 […]
社長 当社には,現在,退職金制度がありませんが,長期勤続者が退職した場合に限り,勤続年数に応じた餞別金を支給してきました。法律上,企業には退職金制度を設ける義務があるのでしょうか。また,これまで行ってきた餞別金 […]
社長 従業員Aが,来月末日,自己都合で退職することになりました。Aは,退職と同時に転居する予定なので,賃金および退職金を退職日に現金で直接支給してほしいと希望しています。当社の賃金規定では,毎月の給与は毎月10 […]
社長 当社の社内住宅資金貸付規程では,社員が退職する際,社内貸付の残額を退職金から控除することとしており,金銭消費貸借契約書にもその旨を記載してあります。社員が予定より早めに退職するときは,控除金額が退職金の半 […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,労働者が主張する労働時間は,実際には待機時間・仮眠時間であって実労働時間とは異なるとの反論がなしえると聞きました。具体的にはどのような反論なのでしょ […]
社長 最近,退職した従業員から残業代がまとめて請求されることが多いと聞きました。当社でも従業員が残業をしていることが常態化しているため,残業代を請求されてしまったら大変なことになります。増大する残業代への予防策 […]
社長 当社の営業社員Yは、その営業売上額ベースで考えると、Yの賃金分すら稼いでいないと思われます。このような社員については、労働契約を解除して売上額に応じた手数料を支払う業務委託契約か、労働契約を維持するとして […]
社長 我が社の就業規則には,「賞与はその支給日に在籍する者に対して支給する」と規定しています。この規定について,支給日直前に定年退職日を迎える人や解雇された者にも,賞与不支給として問題はありませんでしょうか。 […]
社長 当社では,賞与査定に際して,遅刻・早退はもとより,欠勤についても理由を問わずにマイナス査定の対象としています。ところが,労働組合が,交通機関の遅れによる遅刻は不可抗力であり査定に含めるべきではないとか,労 […]
社長 当社の従業員Aは,過失によるミスで取引先から契約解除され,会社に対し100万円を超える損害与えました。そこで,賞与を不支給とする減給制裁を行おうと思います。減給には,月例賃金の10分の1以下という制限があ […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,消滅時効が生じたとの反論があると聞きました。具体的にはどのようにすればよいのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 残業代請求権は,権利を行使することができ […]
社長 社員から,「妻が急に病気になって入院手術が必要となったので,医療費に充てるため,給料の前借りをしたい」と,給料2か月分の借入を申し出てきました。妻の病気は予想できないことで,金員が必要な事情もわかりますが […]
社長 当社のある事業所内で窃盗被害が生じました。どうやらその事業所のAという従業員が窃盗をはたらいたようで,Aも認める供述をしています。そこで,当社としては,非行を犯した疑いのあるAに対し,事実関係の調査や懲戒 […]
社長 当社Aはこのたび,会社Bに吸収合併されることになりました。当社とB社では,賃金体系等の労働条件が異なります。この場合,合併後の賃金体系はどのようになるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 企業合併の類型には, […]
社長 当社の52歳の営業部長Yから「交通事故により右足を複雑骨折し完治まで約1年はかかるため、しばらくの間内勤に異動させてほしい」との要望がありました。 そこで、ひとますYを内勤業務(総務)に就かせる予定ですが […]
社長 残業代の支払いを求める労働審判や訴訟において,使用者側で行う事出来る主な反論はどのようなものがあるでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 使用者側の反論としては,次のようなものが主に考えられます。 ・労働者が管理 […]
社長 残業代の計算方法について,教えてください。 弁護士吉村雄二郎 下記の表をご覧ください。月給制 日給制 時間給制 割増賃金の単価(1時間) 割増率 残業(休日出勤)時間 割増率の競合 基礎となる賃金から控除 […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,残業を命じていないので,労働時間ではないとの反論が出来ると聞きました。具体的にはどのような場合に出来るのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 使用者が残業 […]
社長 当社の社員が裁判員に選ばれたとして,公判に出席するための休暇,賃金保障および不利益取扱いの禁止を求めてきました。当社の就業規則や労働協約には,裁判員選任に伴う労働時間や賃金の扱いについて具体的な規定をおい […]
社長 当社では新卒の採用内定者に対して内定時研修を4回実施しています。研修参加者には,毎回,交通費として3000円を支給するほか、採用後4月1日に研修手当として1回につき1万円(合計4万円)を支給する旨を参加者 […]
社長 当社では,いわゆる固定残業代制度を導入していますが,労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,固定残業代制度が無効となる場合があると聞き不安になりました。固定残業代制度は具体的にどのような場 […]
社長 当社は長らく続いた不況の影響により業績不振に陥っています。経費削減等の策は講じていますが,それでも経営難は改善することはなく,最終手段としてやむを得ず従業員の賃金を切り下げようと考えています。賃金の切り下 […]
社長 当社では,来月の15日に賞与を支給しますが,労働災害のため算定期間のほとんどを休業している従業員がいます。労働災害とはいえ,勤務していない期間については支給対象から除外してもよいのでしょうか。それとも,労 […]
社長 当社では課長職以上の役職者(課長、次長、部長)を管理職として一律に残業代支給の対象外としています。法律でも管理職については残業代を支払わなくても大丈夫だと聞いたことがあります。ところが、当社を退職した課長 […]
社長 新規分野の開拓のために,専門的能力を持った人材を中途採用することになりました。契約期間を3年,賃金は年俸制とし,年額を16等分してその1を毎月支払い,その4を賞与として年2回に分けて支給するとしたいと考え […]
社長 当社で,即戦力となる中堅クラスの営業マンを採用するにあたり,雇用開始日から1年以内に自己都合により退職した場合には返還するという条件で奨励金(サイニングボーナス)の150万円を支給しています。そうしたとこ […]
社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,労働者は自ら労働時間を立証しなければならないと聞きました。実際に,労働時間というのはどのように証明され,裁判所は認定するのでしょうか? 弁護士吉村雄 […]
社長 当社は,外資系コンサルタント会社です。当社はIB部門(インベストメント・バンキング部門)を強化するため,数年前にIB部門のマネージャーとして社員を採用しました。当社は2年前までは黒字でしたが,それ以降利益 […]
社長 我が社は,鉄道部門とホテル部門があり,今般,ホテル部門を分社化することになりました。労働契約はどうなるのでしょうか?今までと同じ労働条件で新会社に承継するということでいいのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 […]
社長 当社は従業員50名ほどの食品加工会社です。昨年までの4期連続で赤字となり,会社の不動産・代表者の自宅等を担保に銀行から借り入れを行い,何とか資金繰りを行ってきましたが,業績は回復せず,このままでは3か月後 […]
社長 整理解雇を行うにあたっては,労働者ないし労働組合と協議が必要であると聞きました。どの程度の協議が必要となるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 整理解雇にあたっては,経営者は労働者や労働組合に対し,整理解雇の […]
社長 当社は家電品を販売する会社ですが、昨今の景気悪化、他社との価格競争等により業績不振に陥り、不採算部門の撤退をはじめとする経費削減に努め、組織改革も行い、人員整理に着手し、人員を削減する計画を立て、新規雇用 […]
社長 当社は金属製品製造加工業を業とする会社ですが、昨今の不況を受けて、資材高騰、受注量の減少、受注単価の下落などを受け、大幅に利益が減少し、業績も3期連続で赤字が続いています。工場における作業も当然減少してお […]
社長 整理解雇を実施する際の人選の基準はどのようなものですか? 弁護士吉村雄二郎 整理解雇は,経営上の必要性から,従業員の中から解雇対象となる者を選別して実施されますが,その選定は,客観的に合理的な選定基準を事 […]
社長 当社は,東京に本社を置き国内外にグループ事業会社を有する会社です。当社は、平成元年に当時東北地区に唯一有していた建材事業部東北営業所に従業員Yを採用し、同人は同営業所の経理・庶務の仕事に携わってきました。 […]
整理解雇は、人員整理の最終手段ですが、整理解雇4要件による厳格な規制がなされており、方法を誤ると労働者より解雇の無効、賃金(バックペイ)の遡及支払い、損害賠償(慰謝料)などを請求される高いリスクを負います。他方 […]
社長 弊社は,貿易金融を取り扱う銀行ですが,今般,グローバル・卜レード・バンキング・サービス(GTBS)アジア・パシフィック部門を,経営方針転換により廃止することと致しました。当該部門の消滅に伴い余剰人員を削減 […]
社長 当社には,メンタルヘルスの不調を理由として休職している従業員がいます。その従業員は主治医から復職可能(治癒)との診断書をもらい,当社へ復職の申出がありました。これに対して、当社の産業医は復職は不可であると […]
社長 当社には、職種を限定しない総合職として会社に勤務している従業員Yがおります。Yは現場監督職に従事していた時期に、業務外の交通事故で大けがをしてしまい、休職していました。もっとも、休職期間の満了が近づいたた […]
社長 当社の従業員に,メンタルヘルスの不調を原因として休職している者がいます。しかし,当該従業員が休職するのは初めてではなく,同じ傷病による理由で何度も休職と復職を繰り返しており,休職期間を通算すると1度に取得 […]
社長 当社は中規模の建築会社ですが、当社従業員に建築工事現場で長年にわたり現場監督業務に従事して参ったYがおります。しかし,Yは、持病であるバセドウ病のため現場作業はできないので事務作業をさせること、午後六時以 […]
社長 当社の従業員にメンタルヘルスの不調が疑われ,欠勤を繰り返している者がいます。当該従業員から休職の申出はありませんが,当社としては,業務にも支障が出ており,当該従業員に治療に専念してもらうためにも休職させた […]
社長 当社の従業員が,製品開発の職にあった従業員が、当社が開発を模討していた新製品のに関する開発計画等を議題とする会議に出席し、当該会議資料を持ち出し,データを競合会社へ漏洩していることが発覚しました。この行為 […]
社長 当社では、書籍の販売を業とする出版社ですが、今春卒業予定の学生に対し、昨年内定通知をだしておりました。しかし、急激な業績不振により、当該学生が担当する予定だった業務がない状態となっております。そこで、当該 […]
社長 当行は某都市銀行ですが,当行B支店に勤務している従業員が,貸付先であるC社への不正融資の疑いを抱き,その事実確認及び資料収集の目的で,オンライン端末からホストコンピュータにアクセスし,C社の借入金残高,延 […]
社長 先日、当社の営業社員Yが、営業経費の一部を不正に取得していたことが発覚しました。そこで、当社は、事実関係を調査するため,Yに対し自宅待機を命じました。 ただ、当社の就業規則には自宅待機の規定がないのですが […]
社長 当社の従業員が金銭を着服した事実が発覚したので,当該従業員を懲戒解雇しようと考えています。その際に,今後同じような不正発生を防止するためにも,社内に当該従業員が起こした不正事実と懲戒解雇される旨を公表しよ […]
社長 当社は,家電製品の販売を業とする株式会社です。当社の経理担当者がギャンブルに手を出して多額の借金をしていることが発覚しました。貸金会社より度々当社宛に勤務時間中取り立ての電話が頻繁に入るようになり,給与の […]
社長 先日,当社の某事務所内で大金が無くなるという事件が発生しました。当日,同事務所で最後まで一人で残業していた営業担当者が極めて不自然な行動をしている様子が防犯カメラに写っていました(実際に,金銭を取るような […]
社長 当社はカーステレオの開発製造販売を行とする株式会社です。当社の従業員で品質統括部長として勤務している社員がいるのですが,出退勤時刻を守らず,外出するにあたっても行き先や所要時間を知らせないことが多く,また […]
社長 当社は家具の製造販売およびインテリアの設計施工等の事業を営む株式会社ですが,当社の従業員の対応に困っています。その従業員は,採用から約4年間,月平均約2回に及ぶ遅刻・私用外出・早退を繰り返し(他の従業員の […]
社長 当社の社員Aは、挨拶をしない(挨拶されても無視する)、気に入らないことがあると他の同僚社員を叱責や無視する、仕事上のミスをすると他の社員に責任転嫁する、面倒な仕事は理由をつけて他の社員へ押しつけるなど、協 […]
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