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弁護士 吉村雄二郎

  • 2021年8月14日
  • 2022年9月9日

社会保険労務士は労働審判手続に関与できるか?

社長 会社に第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状が届きました。社員(労働者)から労働審判を申し立てられたのです。知り合いに弁護士はおりませんが、社会保険手続や給与計算をお願いしている顧問社会保険労務士の […]

  • 2021年8月14日
  • 2022年9月9日

会社は第1回労働審判手続期日に誰が出席するべきか?

社長 会社に第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状が届きました。そこには,第1回労働審判期日が約1ヶ月後に指定されています。しかし,一体会社側では誰が出席すればよいのでしょうか。また,出席した場合,一体何 […]

  • 2021年8月14日
  • 2022年9月9日

会社必読!10分で分かる労働審判手続の流れ

社長 「第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状」を受け取りました。先月当社を退職した社員(労働者)から裁判を起こされたようです。しかし,そもそも労働審判手続とはいかなる裁判なのか?全体の流れやスケジュール […]

  • 2021年8月14日
  • 2022年9月9日

会社必見!労働審判を依頼する弁護士の選び方

労働審判を申し立てられた会社が弁護士を選ぶ際に知っておきたい3つのこと 会社に第1回労働審判手続期日呼出状及び答弁書催告状が届いた。 従業員から労働審判を起こされたのだ。速やかに弁護士に相談・依頼をしたいが,一 […]

  • 2021年8月13日
  • 2023年2月15日

労働時間を立証する証拠及び証拠価値

社長 当社の従業員が残業代を請求してきています。今後労働審判や訴訟に発展する可能性があります。当社ではタイムカード等による労働時間管理を行っておらず,従業員側が証明することは出来ないと踏んでいますが,従業員はど […]

  • 2021年8月13日
  • 2023年9月5日

事業場外みなし労働時間制とは?

社長 当社には営業社員がいるのですが,いわゆる直行直帰を行うことも多く,実際に何時まで仕事をしていたのかわからない状況となっています。また,営業社員に対しては,一定の営業手当は払っていますが,残業代は払っていま […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

採用後、試用期間の長さの限度はあるか?

社長 当社では、入社後6ヶ月間を試用期間としています。試用期間の長さとして適当でしょうか?試用期間としてどの程度まで許容されるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 試用期間中の雇用契約の法的性質は、解約権留保付の雇 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年1月27日

思想・信条による不採用は認められるか?

社長 当社では,既存の従業員の退職に伴い,新たに従業員の採用を検討しています。そこで,応募者の思想・信条を理由に不採用とすることはできるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 法的には,契約自由の原則から,思想・信条 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

採用の調査・面接についての注意事項 

社長 当社では,従業員の退職に伴い,新たに従業員の採用を検討しています。そこで,調査・面接についての注意点について教えてください。 弁護士吉村雄二郎 使用者は,労働者の採用に当たって調査の自由を有しますが,無制 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

払いすぎた賃金を返還させる方法

社長 当社の社員Yが,転居して通勤費用が従前より下がったにもかかわらず、その旨を会社に申告しなかったため、3年にわたり通勤手当を過分に受給していたことが判明しました。Yは悪意があった訳ではなさそうなので懲戒処分 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

年俸制社員の欠勤控除や残業手当の計算方法

社長 当社では,これまで管理職のみに適用していた年俸制を一般社員にまで拡大しようと考えています。当社の賃金体系は,従来の基本給部分の16倍を年俸として,月々は年俸の16分の1に加え,家族手当や住宅手当,単身赴任 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

定期昇給は必ずしなければならない?

社長 定期昇給やベースアップは必ず4月に行わないといけないのですか? 弁護士吉村雄二郎 あらかじめ定められた賃金表に基づき、使用者が従業員に対し定期的に賃金の引き上げを行うことを、一般に「定期昇給」と呼んでいま […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

賃金請求を放棄したとの反論は通用するか?

社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,労働者が残業代支払請求を放棄しているとの反論ができると聞きました。具体的にはどのような場合に出来るのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 残業代請求権が発 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

賃金規程の定め方と賞与の支払い義務

社長 我が社の給与規程には,「会社は業績に応じて賞与を支給する」との定めがあり,これまで,ときに変動はありましたが,毎年2回,夏は給料の2カ月分前後,冬は給料の3カ月分前後を賞与として支払ってきました。ところが […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月28日

遅刻・早退による賃金カットができるか?

社長 社員の正当な理由のない遅刻・早退に対しては罰として賃金カットを行いたいと思います。無制限に賃金カットを行っても大丈夫でしょうか? 弁護士吉村雄二郎 賃金カットによる制裁には、労基法91条の制限があります。 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月8日

退職金制度を設置する義務はあるか

社長 当社には,現在,退職金制度がありませんが,長期勤続者が退職した場合に限り,勤続年数に応じた餞別金を支給してきました。法律上,企業には退職金制度を設ける義務があるのでしょうか。また,これまで行ってきた餞別金 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月8日

退職金の支払期日

社長 従業員Aが,来月末日,自己都合で退職することになりました。Aは,退職と同時に転居する予定なので,賃金および退職金を退職日に現金で直接支給してほしいと希望しています。当社の賃金規定では,毎月の給与は毎月10 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月8日

退職金からの貸付金の控除

社長 当社の社内住宅資金貸付規程では,社員が退職する際,社内貸付の残額を退職金から控除することとしており,金銭消費貸借契約書にもその旨を記載してあります。社員が予定より早めに退職するときは,控除金額が退職金の半 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月8日

増大する残業代への対策(予防策)

社長 最近,退職した従業員から残業代がまとめて請求されることが多いと聞きました。当社でも従業員が残業をしていることが常態化しているため,残業代を請求されてしまったら大変なことになります。増大する残業代への予防策 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月8日

賞与の支給日在籍要件 

社長 我が社の就業規則には,「賞与はその支給日に在籍する者に対して支給する」と規定しています。この規定について,支給日直前に定年退職日を迎える人や解雇された者にも,賞与不支給として問題はありませんでしょうか。 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年2月3日

賞与の欠勤控除はできるか?

社長 当社では,賞与査定に際して,遅刻・早退はもとより,欠勤についても理由を問わずにマイナス査定の対象としています。ところが,労働組合が,交通機関の遅れによる遅刻は不可抗力であり査定に含めるべきではないとか,労 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月8日

賞与からの減給制裁

社長 当社の従業員Aは,過失によるミスで取引先から契約解除され,会社に対し100万円を超える損害与えました。そこで,賞与を不支給とする減給制裁を行おうと思います。減給には,月例賃金の10分の1以下という制限があ […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月8日

消滅時効が生じたとの反論

社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,消滅時効が生じたとの反論があると聞きました。具体的にはどのようにすればよいのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 残業代請求権は,権利を行使することができ […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月6日

従業員の賃金前借りに応じてよいか?

社長 社員から,「妻が急に病気になって入院手術が必要となったので,医療費に充てるため,給料の前借りをしたい」と,給料2か月分の借入を申し出てきました。妻の病気は予想できないことで,金員が必要な事情もわかりますが […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月6日

自宅待機・出勤停止処分の場合の賃金

社長 当社のある事業所内で窃盗被害が生じました。どうやらその事業所のAという従業員が窃盗をはたらいたようで,Aも認める供述をしています。そこで,当社としては,非行を犯した疑いのあるAに対し,事実関係の調査や懲戒 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月6日

事業再編を理由とした賃金体系の変更 

社長 当社Aはこのたび,会社Bに吸収合併されることになりました。当社とB社では,賃金体系等の労働条件が異なります。この場合,合併後の賃金体系はどのようになるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 企業合併の類型には, […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月3日

残業代請求に対する企業側の主な反論

社長 残業代の支払いを求める労働審判や訴訟において,使用者側で行う事出来る主な反論はどのようなものがあるでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 使用者側の反論としては,次のようなものが主に考えられます。 ・労働者が管理 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月3日

残業を命じていないとの反論

社長 労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,残業を命じていないので,労働時間ではないとの反論が出来ると聞きました。具体的にはどのような場合に出来るのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 使用者が残業 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月3日

裁判員に選任された場合の賃金の取り扱い

社長 当社の社員が裁判員に選ばれたとして,公判に出席するための休暇,賃金保障および不利益取扱いの禁止を求めてきました。当社の就業規則や労働協約には,裁判員選任に伴う労働時間や賃金の扱いについて具体的な規定をおい […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月3日

固定残業代制度はどのような場合に有効となるか?会社が押さえておきたいチェックポイント

社長 当社では,いわゆる固定残業代制度を導入していますが,労働者からの残業代の支払を求める労働審判や訴訟において,固定残業代制度が無効となる場合があると聞き不安になりました。固定残業代制度は具体的にどのような場 […]

  • 2021年8月12日
  • 2021年10月3日

経営危機を乗り切るための賃金カット

社長 当社は長らく続いた不況の影響により業績不振に陥っています。経費削減等の策は講じていますが,それでも経営難は改善することはなく,最終手段としてやむを得ず従業員の賃金を切り下げようと考えています。賃金の切り下 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

会社分割と従業員の雇用

社長 我が社は,鉄道部門とホテル部門があり,今般,ホテル部門を分社化することになりました。労働契約はどうなるのでしょうか?今までと同じ労働条件で新会社に承継するということでいいのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

会社の破産・再生と従業員の雇用

社長 当社は従業員50名ほどの食品加工会社です。昨年までの4期連続で赤字となり,会社の不動産・代表者の自宅等を担保に銀行から借り入れを行い,何とか資金繰りを行ってきましたが,業績は回復せず,このままでは3か月後 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

整理解雇手続の協議,説明とは?

社長 整理解雇を行うにあたっては,労働者ないし労働組合と協議が必要であると聞きました。どの程度の協議が必要となるのでしょうか? 弁護士吉村雄二郎 整理解雇にあたっては,経営者は労働者や労働組合に対し,整理解雇の […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

解雇回避努力義務と配転・出向・転籍

社長 当社は家電品を販売する会社ですが、昨今の景気悪化、他社との価格競争等により業績不振に陥り、不採算部門の撤退をはじめとする経費削減に努め、組織改革も行い、人員整理に着手し、人員を削減する計画を立て、新規雇用 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

解雇回避努力義務とは?

社長 当社は金属製品製造加工業を業とする会社ですが、昨今の不況を受けて、資材高騰、受注量の減少、受注単価の下落などを受け、大幅に利益が減少し、業績も3期連続で赤字が続いています。工場における作業も当然減少してお […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

整理基準とは?

社長 整理解雇を実施する際の人選の基準はどのようなものですか? 弁護士吉村雄二郎 整理解雇は,経営上の必要性から,従業員の中から解雇対象となる者を選別して実施されますが,その選定は,客観的に合理的な選定基準を事 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

人員削減の必要性とは?

社長 当社は,東京に本社を置き国内外にグループ事業会社を有する会社です。当社は、平成元年に当時東北地区に唯一有していた建材事業部東北営業所に従業員Yを採用し、同人は同営業所の経理・庶務の仕事に携わってきました。 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年6月13日

整理解雇とは?

社長 弊社は,貿易金融を取り扱う銀行ですが,今般,グローバル・卜レード・バンキング・サービス(GTBS)アジア・パシフィック部門を,経営方針転換により廃止することと致しました。当該部門の消滅に伴い余剰人員を削減 […]

  • 2021年8月12日
  • 2022年10月4日

休職を繰り返す従業員を解雇できるか?

社長 当社の従業員に,メンタルヘルスの不調を原因として休職している者がいます。しかし,当該従業員が休職するのは初めてではなく,同じ傷病による理由で何度も休職と復職を繰り返しており,休職期間を通算すると1度に取得 […]

  • 2021年8月8日
  • 2023年6月28日

情報漏洩を理由にいかなる懲戒処分ができるか

社長 当社の従業員が,製品開発の職にあった従業員が、当社が開発を模討していた新製品のに関する開発計画等を議題とする会議に出席し、当該会議資料を持ち出し,データを競合会社へ漏洩していることが発覚しました。この行為 […]

  • 2021年8月8日
  • 2021年9月30日

新卒の入社時期繰り下げ(採用延期)

社長 当社では、書籍の販売を業とする出版社ですが、今春卒業予定の学生に対し、昨年内定通知をだしておりました。しかし、急激な業績不振により、当該学生が担当する予定だった業務がない状態となっております。そこで、当該 […]

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