休職繰り返す

休職を繰り返す従業員を解雇できるか?

社長
当社の従業員に,メンタルヘルスの不調を原因として休職している者がいます。しかし,当該従業員が休職するのは初めてではなく,同じ傷病による理由で何度も休職と復職を繰り返しており,休職期間を通算すると1度に取得できる休職期間を優に超えています。当該従業員を解雇したいのですが,可能でしょうか?
弁護士吉村雄二郎
就業規則に,「一定期間のうちに再度休職した場合にはその休職期間を通算する」等の規程を定めている場合には,通算した休職期間が満了に達した時点で疾病が治癒していななければ,解雇または自動退職が認められます。就業規則上で休職期間の通算に関して規程を定めておくと良いでしょう。
休職を繰り返す場合は,解雇事由に該当する
休職を繰り返さないように休職規定を整備する

1 休職を繰り返す場合は,解雇事由に該当する

休職とは,原則として一度長期に会社を休み,復職後は継続的に勤務するということが前提になっているはずであり,1~2年で同じ病気を理由に休職するということは予定されていないといえる。

2 休職を繰り返さないように休職規定を整備する

「復職後6ヶ月以内に,同一事由ないし類似事由により欠勤または不完全な労務提供が認められた場合は,休職にする。ただし,休職期間は残存期間とする(が,その期間が3ヶ月に満たない場合には,3ヶ月とする。)」など。

3 規定の新設や変更は労働条件の不利益変更になるか

ならない。

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