セクハラ_懲戒事例

セクハラ行為に対する懲戒処分事例【報道】

報道機関が公表する懲戒処分事例のうち”セクハラ行為に対する懲戒処分事例”について情報を整理した。

懲戒処分を検討に際しては,公的機関や民間企業における具体的な実例に過ぎず,必ずしも裁判に耐えうる処分事例とは限らないことを考慮の上,参考にしてもらいたい。

【参考記事】

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懲戒処分の基準
目次

2018.6.12 前橋市 男性管理職が飲み会で女性職員の胸を触る等 停職9ヶ月と降任

前橋市の40代の管理職の男性が部下の女性にセクハラ行為をしたとされる問題で、市は12日、男性を停職9カ月の懲戒処分とし、降任させたと発表した。男性が飲酒運転をしたり、職場内で勤務中に別の部下の女性と不適切な行為をしていたことも市の調査で発覚。市は「公務員としてあってはならない行為で、再発防止に努める」としている。
市によると、男性は平成28年12月、職場の飲み会で部下の女性係員の胸をもみ、昨年3月には車の中で同じ女性にキスをするなどしたという。女性が今年2月に申し出て発覚した。
男性は胸をもんだことは否定。キスをしたことは認めているが、「相手から求められた」として、セクハラ行為を認めていない。
また、昨年6月には、飲酒運転をしたほか、勤務中に職場内で別の部下の20代の女性係員と抱き合ったり、キスしたりしたという。調査に協力した職員が「廊下に声が聞こえてきた」と証言した。
男性は一部の行為を認めていないが、この女性は「男性と付き合っていた」と全面的に認め、12日付で減給10分の1(6カ月)の懲戒処分となった。2人の当時の上司も管理監督責任を問われ、厳重文書注意となった。(産経新聞)

2018.6.30 ケースワーカー生活保護受給者の女性の体触る 市職員を懲戒免職

ケースワーカーとして担当していた生活保護受給者の女性にわいせつな行為をしたなどとして、大阪府大阪狭山市が市総務部の40代の男性主幹を懲戒免職処分(信用失墜行為の禁止など)としていたことが11日、市への取材でわかった。処分は6月30日付。
市は「『公表しないでほしい』という被害者の意向があった」などとして、処分を発表していなかった。
市によると、元主幹は市健康福祉部生活援護グループのケースワーカーだった今年3月、担当する生活保護受給者の女性方で、女性の体を触るなどのわいせつな行為に及んだ。総務部へ異動後の4月も、勤務時間外に複数回、女性にわいせつ行為をするなどした。
5月になって女性の知人から市に連絡があったことから発覚。市の聞き取り調査に、元主幹は「過去に相談を何度か受けたため自分は頼られており、同意のうえと思った」などと釈明。一方、女性は「立場が上のケースワーカーに嫌われたくなかった」などと話しているという。(産経新聞)

2018.7.27 早大、渡部教授を解雇=女子学生にセクハラ

早稲田大は27日、女子学生に愛人になるよう迫るなどのセクハラ行為を繰り返したとして、文学学術院の男性教授を解雇したと発表した。同大は氏名を明らかにしていないが、女子学生の代理人弁護士によると、文学研究科などを担当する渡部直己教授(66)。
渡部教授は文芸評論家で、「小説技術論」など著作も多い。
早大によると、教授は女子学生に「俺の女になれ」などと繰り返し迫ったほか、足元を見詰めたり不必要な身体的接触をしたりした。弁護士によると、女子学生はセクハラに耐えかねて退学を余儀なくされたという。
セクハラは、女子学生が大学側に申し出て発覚。教授は退職届を提出したが大学側は受け付けず、調査委員会で事実関係を調べていた。(時事通信)

2018.7.31 職員のスカート内盗撮 60歳の男性課長を懲戒免職

女性職員のスカートの中を繰り返し盗撮したとして、和歌山県日高川町は男性課長(60)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は28日付。
日高川町によると、課長は7月9日、同町役場の窓口で来庁者の応対をしていた女性職員の背後から、スカートの下にデジタルカメラを差し入れ、3回にわたって動画を撮影したという。今月7日に町内に設置したばかりの防犯カメラの点検時に課長の盗撮が発覚した。
課長が所持していたSDカード2枚を同町が確認したところ、約1年前からの、複数の女性職員のスカート内などを写した動画177本と、女性職員の横顔などの写真データ602枚が見つかったという。

2018.6.8  「不快極まりない卑猥な性的発言」准教授を懲戒免職、秋田看護福祉大

秋田看護福祉大学(秋田県大館市)は8月4日、40代の福祉学科の准教授を、8月3日付で懲戒免職の処分にしたと大学ホームページで発表した(大学の発表は実名)。
理由は、女子学生2人(AとB)に対する「極めて悪質なセクシュアル・ハラスメント行為」。大学による公表の文面の端々に怒りが込められているとして、「内容がえげつない」「セクハラの抑止になりそう」などとネット上で話題になっている。
●「お泊まりしたい」「誰ともやらないで」
発表によると、准教授は2013年4月1日の採用。試験期間中にもかかわらず、2018年7月下旬の夕方からAらを呼び出して飲食店で飲酒し、「不快極まりない卑猥な性的発言」を繰り返したとされる。その後、Aをアパートに送っていくとして、Aと二人きりになった午前1時40分ごろ、Aが住むアパート近くの路上で突然、Aの手を握って抵抗するAに抱きつこうとするなどしたという。
Aの母親から大学に連絡があり、こうした事実が発覚。准教授は大学の綱紀委員会で厳重な注意を受けたという。ただ、それにもかかわらず、その翌日には別の女子学生であるBに対して午前0時から午前4時ごろ、4時間にわたって、次のような発言を繰り返したという。
「俺はBしかいない」「Bとお泊りしたい」「1泊しよう」「いちゃいちゃしたい」「Bの初めて(処女の意味)ほしい」「誰ともしてないなら、俺やる。誰ともやらないで」「Bに会ったら抱きつく」
●大学「発表内容のほかにお伝えすることはない」
結果として、AとBの2人は登校が困難になるほどの精神的ダメージを受けたという。大学は「極めて悪質なセクシュアル・ハラスメント行為で、就業規則の非違行為に該当することは明らか」とし、大学の信頼を著しく損ねたことから、准教授を就業規則に定める懲戒免職処分としたとしている。

2018.9.3 JR駅員 泥酔した女性客に性的暴行を加えたとして逮捕 懲戒解雇

泥酔した女性客に性的暴行を加えたとして逮捕された元JRの駅員の男性が、不起訴処分となった。男性は、ことし8月、尼崎市のJR立花駅の救護室で泥酔していた28歳の女性に性的暴行を加えたとして逮捕された。調べに対し男性は、『介抱したのは間違いないが、そういった行為はしてない』と容疑を否認する一方、JRの調査に対しては、『体に過度に触れた』と話し、9月3日付けで懲戒解雇されていた。神戸地検尼崎支部は、24日付で男性を不起訴処分としたが、理由は明らかにしていない。

2018.9.12 19年前に教え子と性的関係 高校教諭を懲戒免職

東京・多摩地域にある都立高校の59歳の男性教諭が、19年前の平成11年からおよそ1年半の間、当時の教え子の女子生徒と性的な関係を持っていたとして、東京都教育委員会は12日付けで、この教諭を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、東京・多摩地域にある都立高校の59歳の男性教諭です。 都の教育委員会によりますと、この教諭は19年前の平成11年からおよそ1年半の間、当時、担任を務めていたクラスの女子生徒と性的な関係を持つなどしていたということです。 この教諭はことし2月になって、教え子だった女性本人から当時の関係について指摘を受けたため、翌月に現在の高校の校長に当時の事実を報告し、問題が発覚したということです。
都の教育委員会は平成11年の時点で、教諭が児童や生徒にわいせつな行為をした場合、懲戒免職にするという処分の基準を設けていて、この基準に従って12日付けで処分を行ったということです。 都の教育委員会によりますと、この教諭は調査に対して、「教師として取り返しのつかないことをしてしまった。反省し、後悔している」と話しているということです。 (NHKニュース)

2018.9.28 放射線技師が病院内で女性盗撮 更衣室に小型カメラ 懲戒解雇

栃木県那須塩原市大黒町の菅間(かんま)記念病院で、男性放射線技師(29)が院内の更衣室に小型カメラを置いて受診者の女性を盗撮したとして、同病院が懲戒解雇処分にしていたことが分かった。
同病院によると、8月30日、受診した20代女性が磁気共鳴画像装置(MRI)検査の際、更衣室のロッカーの上に置かれた小型カメラを発見、病院に伝えた。病院が調査を始めたところ、MRI担当の男性技師が上司に「自分がやった」と認めた。病院は県警那須塩原署に通報し、翌31日付で男性技師を懲戒解雇処分にした。
同病院の放射線技師は男性を含め十数人いる。MRI検査では受診者ごとに担当の技師を交代させ、更衣室の使用後は不審物がないか確認することになっている。
同病院は「職員が信頼を裏切り、申し訳ない。このようなことが二度とないようコンプライアンスをより徹底させ、再発防止に努めたい」としている。(産経新聞)

2018.11.20 ケースワーカー生活保護受給女性に「好きです」停職2ヶ月の懲戒処分

札幌市は20日までに、職務で知り合った生活保護受給者の女性に「好きです」と好意を伝えて不快感を与え、公務員の信用を失墜させたとして、市東区保健福祉部の20代の男性ケースワーカーを停職2カ月の懲戒処分とした。
市によると、男性は担当していた女性の自宅を10月19日に訪れ、「好きです。付き合ってください」と伝えた。その日のうちに女性から東区役所に「かわいいと言われて困っている」と苦情があった。男性は翌20日、上司に相談せずに女性宅を再び訪問。「昨日のことはなかったことにしてほしい」と言い、事実を隠そうとした。

2018.11.28 セクハラ問題で退職金不支給を決定 発覚後自殺の教諭

村山地域の県立高校で発覚した女子生徒に対する男性教諭のセクハラ問題で、県教育委員会は27日、この40代男性教諭の退職手当を支給しないことを決めた。教諭は問題発覚後に自殺したが、県教委は懲戒免職処分に相当する行為があったと認定した。
教諭は文化部の顧問で、県教委によると、2017年6~9月と18年4~6月、複数の女子部員に対し、抱き付く、キスをするなどの行為を繰り返した。部活動の指導として校内の部屋に呼び出し、2人だけの状況をつくり、口外しないよう口止めもしていた。
被害生徒の関係者が学校に訴え、6月下旬に発覚した。県教委の当時の聞き取りに、教諭は行為を認めたという。県教委は7月に退職手当の支給を差し止め、事実関係を調査し、対応を検討。27日付で手当の支給制限処分(全部不支給)を行った。管理監督責任として、50代男性校長も戒告の懲戒処分とした。

2018.12.12 警部補がセクハラ 同僚女性に不快な発言 依願退職

県警の30代男性警部補が同じ職場の女性警察職員(20代)にセクハラをしたとして減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受け、依願退職をしていたことが11日、県警などへの取材で分かった。処分は10月10日付。
県警監察課や関係者によると、警部補は警察署勤務の2015年3月上旬~16年3月下旬、女性に対して不快な発言を複数回繰り返した。勤務中に発したこともあったという。
上司は処分していない。
今年6月に同課へ「女性がセクハラを受けた」と情報が寄せられ、発覚した。警部補は「申し訳ないことをした」と述べたという。(大分合同新聞)

2018.12.12 海自、30代幹部が未成年買春女子中高生約30人、停職12ヶ月

海上自衛隊は12日、未成年の女性に買春行為をしたとして、海上幕僚監部人事教育部教育課に所属する30代の男性3等海佐を停職12カ月の懲戒処分にした。約8年前から、約30人の女子中高生らに同様の行為を繰り返していた。
海自によると、3等海佐は昨年6月、北九州市内にあるホテルで、女性が未成年と知りながら、わいせつな行為をした。福岡県警が今年11月20日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで書類送検していた。(共同通信)

2018.12.13 警官が家出保護の少女にみだらな行為 書類送検 停職6ヶ月懲戒処分

仕事で知り合った17歳の少女にみだらな行為をしたとして、岐阜県警は12日、警察署勤務の男性巡査部長(47)を県青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検し、停職6カ月の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。「(みだらな行為をすることが)少女の支えになっていると、誤った認識を持つようになった」などと話しているという。
書類送検容疑は、7月3日午後5時半から同6時ごろの間に、警察車両内で、少女が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑い。巡査部長は4月ごろにも同様の行為をしたという。
県警監察課によると、少女の家出の保護をきっかけに、2人は2016年初旬に知り合い、少女はその後も署に電話したり、訪問したりしていた。当初は複数人で応対していたが、17年2月ごろから巡査部長が単独で応対するケースがあり、署内や警察車両でハグなどをするようになったという。少女の知人の情報提供で、一度は上司が口頭で指導していた。
佐名健太首席監察官は「あってはならないこと。深くおわび申し上げる」と話した。
監督責任として、巡査部長が勤務する署の生活安全課長(43)ら5人も本部長訓戒処分などとした。(岐阜新聞)

2018.12.14 神奈川新聞局長 懲戒解雇 セクハラ・パワハラ行為で

神奈川新聞社は社員らへの重大なハラスメント行為があったとして、50代の男性局長を懲戒解雇処分とした。14日付朝刊に記事を掲載し公表した。
同社によると、男性局長は社内外の女性に対し、体を触るセクハラをしたほか、勤務時間外に指導名目で社員に頻繁に電話するなどのパワハラ行為をしていたという。
並木裕之社長ら取締役5人の役員報酬の全額返上(1カ月)も決めた。同社は「新聞社の幹部がこうした事態を引き起こしたことは誠に遺憾で、被害者の方々に深くおわびします。再発防止に取り組み、読者、県民の信頼回復に努めます」としている。(共同通信)

2019.1.6 同僚にセクハラ発言 千葉市消防署 戒告の懲戒処分

千葉市消防局の若葉消防署で不祥事が相次いでいる問題で、同僚の女性職員2人にセクハラ発言をしたとして同局が昨年、同署の40代の男性消防司令補を消防長訓戒の処分にしていたことが5日、同局への取材で分かった。公表対象の懲戒処分でないため発表しなかった。同局は不祥事再発防止に向け計画していた服務倫理検討委員会を10日に開催することも明らかにした。
同局によると、消防司令補は昨年職場で、同僚の女性2人に対し、胸のサイズを指摘したり、下着の色を尋ねたりするセクハラ発言をした。同局は「セクハラに当たるが、女性2人が被害感情を抱いていない」として公表の対象となる懲戒処分にはしなかった。
同局が同年11月、別のセクハラ問題で同署員に行った聞き取り調査で発覚。消防司令補は「場を和ませようと思った」と釈明したという。女性職員の1人は同年9月末に退職したが、同局は「セクハラとは関係ない」としている。
処分は同年11月30日付。管理監督者として課長ら上司2人も消防長口頭注意などの処分にした。(千葉日報)

2019.1.21 更衣室にスマホ、主査補が同僚女性盗撮 山武市教委が停職処分

山武市教育委員会は21日、同僚の女性職員の着替えを盗撮したとして、当時教育部出先機関の40代の男性主査補を停職6カ月の懲戒処分にした。
市教委教育総務課によると、男性主査補は昨年7月13日、女性更衣室の棚に個人所有のスマートフォン(スマホ)を設置し動画撮影。同日、スマホを見つけた女性職員が上司に報告すると、「魔が差した」と申し出て盗撮を認めた。
同20日になって、女性職員らが山武署に被害届を提出。同署は同25日、男性主査補を建造物侵入と軽犯罪法違反容疑で逮捕した。昨年12月27日に同罪で略式起訴され、今月8日付で罰金10万円の略式命令を受けた。
男性主査補は、昨年7月上旬から複数回、更衣室にスマホを設置。「(被害者の1人に)興味があった」と話しているが、動画には複数の女性職員が写っていたという。(千葉日報)

2019.1.30 診察室で治療に乗じてわいせつ行為 元歯科医を再逮捕

鶴見署は30日、準強制わいせつの疑いで、横浜市青葉区あざみ野4丁目の無職の男(29)=準強制わいせつ罪で起訴=を再逮捕した。
再逮捕容疑は、昨年12月1日午後2時ごろ、歯科医師として当時勤務していた鶴見大歯学部付属病院(同市鶴見区)の診察室で、同市の30代の女性会社員に、治療に乗じてわいせつな行為をした、としている。
署によると、同容疑者は容疑を認め、「時間外診療で人の出入りが少なくなるので、わいせつな行為をしてしまった」との趣旨の供述をしているという。
署は今月7日に、20代の女性患者に同様の行為をしたとして同容疑者を逮捕していた。「他の女性にもやった」と供述しているといい、署が捜査を進めている。同容疑者は今月22日に懲戒解雇された。(神奈川新聞)

2019.2.1 生徒2人にわいせつ、教諭を免職 福井県教委が処分、県立学校勤務

福井県教委は2月1日、2016~18年に自分が勤務する県立学校(福井市)の女子生徒2人に対し、校内や自家用車内でキスや体を触るなどわいせつな行為を繰り返したとして、30代の男性教諭を同日付で懲戒免職としたと発表した。
県教委によると、昨年末に第三者から通報があり発覚。今年1月に学校側が教諭や生徒に聞き取りなどの調査を行ったところ、教諭は事実関係を認めた。問題発覚後は自宅謹慎しており、「軽はずみな行動をとってしまった。教員としてあるまじき行為だった」などと話しているという。
教諭は既婚。2人の女子生徒から勉強などの相談を受けたことで、1人に対して恋愛感情を持ち、もう1人については「悪ふざけ的にやった」と説明しているという。16年以前は同様の行為をしていないとしている。県教委は、女子生徒の保護者に1月下旬に状況を説明し謝罪、県警に今後の対応を相談した。
(福井新聞)

2019.1.31 高校の副校長が女子生徒と交際、諭旨退職処分

いわき市の磐城一高の男性副校長(58)が、女子生徒と不適切な交際をしたとして諭旨退職の懲戒処分となっていたことが8日分かった。処分は1月31日付。
同校によると1月末、副校長と女子生徒がキスをしている写真が第三者から寄せられた。撮影は昨年夏ごろで、副校長は学校側の聞き取りに交際を認めたという。
副校長は既婚者で、昨年春ごろに相談を受けるなどして親密になった。生徒を車で送ったこともあるという。山崎学校長は取材に「教員の品位を失わせる行為で、懲戒処分が相当と判断した。再発防止と信用回復に努めたい」と話した。
磐城一高は1958年開校の私立女子高。(河北新報)

2019.2.21 勤務中に飲酒、セクハラ 大阪・箕面市職員を懲戒免職

勤務中に飲酒したほか、女性臨時職員にセクハラ行為を繰り返したなどとして、大阪府箕面市は21日、総務部付の男性職員(51)を懲戒免職処分にした。
市によると、男性は昨年4~9月、複数回にわたり、当時勤務していた市民サービス政策室の自席で、勤務時間中にもかかわらず、日本酒や焼酎を飲んでいた。また同時期頃に少なくとも月に1~2回、勤務中に市役所内の地下倉庫で、20代の女性臨時職員の体を触るなどのセクハラ行為をした。
男性は、箕面市立中学校の副校長を務めていた平成28年2月、自家用車で帰宅途中に大阪府警に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕され、大阪簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた。このため、同年6月に停職12カ月の懲戒処分を受け、課長級から一般職に降格されていた。
市の聞き取りに男性は飲酒については「職場のストレスがたまり、飲んだ」、セクハラには「一方的に好意を抱き、相手の思いをくみ取れなかった」と話したという。(産経新聞)

2019.2.26 知人女性にセクハラなど警察官2人を懲戒処分

飲酒して知人女性の体に触れたとして、岐阜県警が県内の警察署勤務の巡査長を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にしていたことが26日、岐阜新聞の情報公開請求で分かった。処分は1月30日付。
また、知人女性にセクシュアルハラスメントをしたとして、本部に勤務する警部を同日付で戒告とした。(岐阜新聞)

2019.2.28 八戸市内の小学校教諭 同僚へのわいせつ行為で免職

青森県教育委員会は28日、同僚の女性を抱きしめたり、体を触るなどのわいせつ行為や性的な発言を繰り返したとして、八戸市立小学校の男性教諭(50)を懲戒免職処分にした。(東奥日報)

2019.3.18 女性職員にセクハラ、仙台市の区役所部長が減給処分

仙台市は18日、女性職員にセクハラ行為をしたとして、区役所勤務の部長職男性(60)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。男性は3月末に定年退職する予定。
市によると、男性は2月16日夜、青葉区の路上で同じ区役所で働く女性職員に抱き付き、顎をつかんだ。2人の部署は異なるが、女性が仕事上の相談をしようと男性に連絡。男性は青葉区の飲食店で酒を飲んでいたため、女性が出向いた。
市の聞き取りに男性は「かなり酔っていて覚えていない。被害者が言うのであれば、事実はあったのだろう」と話したという。(河北新報)

2019.3.22 セクハラ巡り職員2人処分 1人はLINE、1人は虚偽申告女性

鎌倉市は22日、女性職員に対し、性的な内容のLINE(ライン)を複数回送るセクハラ行為をしたとして、行政経営部の40代の男性担当係長を停職1カ月の懲戒処分にした。
また男性職員からセクハラ行為を受けたと虚偽の申告をしたとして、市民生活部の30代の女性事務職員を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした。
市職員課によると、女性職員は昨年10月、市のコンプライアンス担当窓口に相談したが、調査の結果、虚偽だったという。(神奈川新聞)

2019.3.22 同僚女性教諭に「死ね」「取りえがない」 停職処分

岐阜県教育委員会は22日、同僚の女性教諭にセクハラやパワハラをしたとして長良特別支援学校の男性教諭(38)を停職2カ月、生徒の期末テストの答案を改ざんして加点したとして海津明誠高校の男性講師(32)を停職10日の懲戒処分にした、と発表した。処分は20日付。
県教委によると、男性教諭は、30代の女性教諭に無料通信アプリLINE(ライン)で性的なことなどを尋ねるメッセージを12回送信。女性教諭に向かって「死ね」「クズ」と暴言を複数回吐き、「取りえが何もない」「人の役に立ったことなんてない」と複数回侮辱した。女性教諭は2月から病気休暇中。男性教諭は県教委の調査に「冗談で言ったことだが、傷つけたことを後悔している」などと話しているという。
男性講師は英語の学年末テストを採点した際に1年生12人の答案を改ざん、1~24点分を加えた。停職1カ月相当とされたが、任用期間が終わるため停職10日となった。
県教委は監督者の責任を問い、両校の校長を文書訓告とした。(岐阜新聞)

2022.2.2 キスも…女性隊員にわいせつ行為 朝霞駐屯地、陸曹長を停職4か月の懲戒処分

陸上自衛隊朝霞駐屯地は1日、元同僚の女性隊員にわいせつ行為をしたとして、同駐屯地輸送学校所属、40代の陸曹長男性を停職4月の懲戒処分にした、と発表した。
同駐屯地によると、陸曹長は2021年8月21日午後4時45分ごろ、朝霞駐屯地以外の駐屯地内事務所で、同駐屯地所属部隊の女性隊員に対して、抱き付いたり、キスをするなどのわいせつ行為をした。3日後の8月24日、女性が上司に報告し、発覚した。陸曹長は「女性が自分に好意を寄せていると思っていた」と話しているという。(埼玉新聞)

2022.2.5 宮崎県警巡査 セクハラで減給の懲戒処分

同僚の女性職員にセクハラをしたとして、宮崎県警が警察署に勤務する20代男性巡査を減給10分の1(3か月)の懲戒処分としていたことが4日、県警への取材で分かった。処分は昨年10月15日付。巡査は処分後に退職した。
県警監察課によると、巡査は昨年1~7月ごろの勤務中や勤務時間外に、署内の複数の女性職員に対してひわいな発言を繰り返したり、体を触ったりした。女性職員の関係者から相談があり発覚した。男性巡査は県警の調査にセクハラ行為があったことを認めたという。(宮崎日日新聞)

2022.2.5 ベランダ伝いに同僚女性宅侵入疑い 警察官を減給の懲戒処分

同僚の女性警察官宅に侵入したとして、福井県警が30代の男性警部補を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としていたことが2月4日、県警への取材で分かった。男性は処分後に依願退職し、県警は住居侵入の疑いで書類送検した。
送検容疑は昨年8月、県内の警察官舎の同僚女性宅に正当な理由なく侵入した疑い。県警監察課によると、男性はベランダ伝いに侵入し、室内にいた女性と鉢合わせになった。
同月に女性からの相談を受けて容疑が分かった。男性は警察署勤務で係長だった。容疑を認めているという。昨年12月23日に処分を受け、依願退職した。同24日に書類送検された。(福井新聞)

2022.2.5 同僚にセクハラ 停職1か月の懲戒処分

同僚の女性職員にセクハラ行為をしたとして佐賀県みやき町は3日、主任級の20代の男性職員を地方公務員法に基づき停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。
町によると、2人は同じ部署の所属。1月下旬、役場会議室での事務作業の休憩中などに男性職員が女性職員の胸を触ったり、スマホに保存したわいせつ画像を見せたりしたという。(朝日新聞)

2022.2.9 わいせつ教授を懲戒解雇

筑波大は9日、女子学生にわいせつ行為をしたとして逮捕、起訴された生命環境系教授(62)を懲戒解雇したと発表した。処分は8日付。永田恭介学長は「極めて遺憾で心からおわび申し上げる。ハラスメント防止研修の一層の充実・強化を図る」とコメントした。
筑波大によると、教授は昨年4~9月にかけ、自身の研究室で女子学生の胸を触るなど、複数回わいせつな行為をしたという。教員らを束ねる系長と呼ばれる立場だった。大学は教授への聞き取り内容に関しては「捜査に影響がある」とし、事実関係の認否を明らかにしていない。(共同通信)

2022.2.28 10年以上前からセクハラ繰り返す 小田原市職員を停職の懲戒処分

通りすがりに下半身を触るなど、複数の女性職員らにセクハラ行為を日常的に繰り返したとして、小田原市教育委員会は28日、教育部の男性職員(60)を停職2か月の懲戒処分にした。一部の女性は「10年以上前からセクハラを受けていた」と説明している。(神奈川新聞)

2022.2.28 セクハラ文書を庁内にファックスした女性職員に兵庫県が停職1か月の懲戒処分

兵庫県は28日、特定の職員を中傷する文書をファクスで庁内に送信したとして、阪神北県民局の女性職員(49)を停職1か月の懲戒処分とした。県はセクシュアルハラスメント事案と認定した。
この職員は昨年10月15日夜、別の30代女性職員に関する性的な内容を記した文書1枚を人事課など複数の部署に送信したという。
中傷された職員は同18日、兵庫県警生田署に相談。文書を送った女性職員は今年1月17日に名誉毀損容疑で逮捕され、神戸簡裁が2月18日に罰金30万円の略式命令を出した。(神戸新聞)

2022.3.1 1等空佐が女性隊員にセクハラ 減給の懲戒処分

航空自衛隊春日基地は28日、基地所属で西部航空方面隊司令部の50代男性1等空佐を、女性部下に対するセクシュアル・ハラスメントがあったとして、28日付で減給6分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。(毎日新聞)

2022.3.4 当時学生だった女性と不適切な関係 上智大が教授を懲戒解雇

上智大は4日、当時学生だった女性と不適切な関係を持ったとして、国際教養学部の教授を懲戒解雇にしたと発表した。処分は2月28日付。発表によると、大学側はこの件について調査を行い、「(教授は)学生の模範となるような教育者の姿から逸脱した行為を行った」と認定し、「心よりおわび申し上げ、再発防止に全力を尽くす」としている。(読売新聞)

2022.3.15 「性欲ある?」忘年会で女性職員にセクハラ、市の部次長を減給の懲戒処分

部下の女性職員に「性欲ある?」と尋ねるなど、部内の忘年会でセクハラ・パワハラ行為をしたとして、山口県長門市は14日、部次長の男性(58)を減給10分の1(1か月)の懲戒処分とし、発表した。部次長は14日付で依願退職した。女性職員は1月7日から病気休暇を取っているという。
市によると、忘年会は昨年12月10日夜、市内の飲食店で部次長と部下5人で開催。部次長はこの場で、隣にいた女性職員の腕を持ち上げたり、「(自分が生まれるのが)もう何十年遅かったら結婚していた」と言ったりした。女性職員が好まない種類の酒を飲むことを強要したり、この職員の口元に素手で食べ物を持っていったりした。
部次長は「酒に酔って覚えていない。周りが見たり聞いたりしているのなら、(自分がしたと)受け入れる」と話したという。(朝日新聞)

2022.3.16 同僚の歯ブラシくわえ停職の懲戒処分

山口県教育委員会は16日、同僚の養護教諭の歯ブラシを口に入れるなどした周南市立中の男性教諭(51)を停職3か月の懲戒処分とした。「他人の歯ブラシをくわえたいという衝動に駆られた。恋愛感情はなかった」などと話している。
県教委によると、男性教諭は昨年9月上旬~11月下旬、午前5時前後に保健室に複数回、無断で入室。養護教諭の歯ブラシを計約20回くわえた他、室内を物色した。養護教諭が歯ブラシの異変に気付き、室内にビデオカメラを設置して発覚した。
また県教委は同日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された美祢市立伊佐小の男性教諭(59)を懲戒免職とした。(共同通信)

2022.3.25 女性部下にキスなどのセクハラ 海自、男性3等海曹ら2人を懲戒処分

海上自衛隊舞鶴地方総監部は25日、女性隊員にセクシュアルハラスメントをしたとして、補給艦「ましゅう」の30代の男性3等海曹を免職、舞鶴警備隊に所属する多用途支援艦ひうちの30代の男性海曹を停職4か月の懲戒処分にした、と発表した。
総監部によると、3等海曹は2020年7月12日、京都府舞鶴市内で後輩の女性隊員の胸などを複数回触るなどした。海曹は19年12月12日、後輩の女性隊員に2度ほおにキスをさせ、唇にもするよう要求した。被害者が上司に報告し、判明したという。(京都新聞)

2022.3.26 車で自宅に送ってくれた女性教職員にキス、胸を触る 男性教諭に停職の懲戒処分

青森県教育委員会は25日、女性教職員にセクハラ行為をしたとして、むつ市の小学校の男性教諭(50歳)を停職6か月とする懲戒処分を発表した。処分は22日付。
発表によると、男性教諭は2021年10~12月の計5回、同僚らとの飲食後に女性に車で自宅まで送ってもらった際、車内で女性にキスをしたり胸を触ったりした。男性教諭は「自分の軽率な行動により、女性はもちろん学校にも迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と話しているという。(読売新聞)

2022.3.28 県立病院の調理場、女性5人の体触り、性的関係求める 40代男性調理員、セクハラで停職の懲戒処分

兵庫県は28日、県立病院の厨房で働く20~40代の女性5人にセクハラ行為を繰り返したとして、40代の男性調理員を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。勤務中に体を触ったり、時間外に性的関係を求める発言をしたりしたという。男性調理員は県の調査に行為を認め、同日付で依願退職した。
県によると、被害女性のうち3人は病院職員で、男性調理員は2015年夏ごろから、職場での会話中に背中や腰を触るなどし始めた。19年以降は調理を委託する事業者の女性2人にもセクハラ行為を重ね、胸や尻を触ったほか、勤務後に「ホテルへ行こう」などと誘ったことも複数回あった。
被害女性の一部が病院側に訴えて発覚。男性調理員は県に「相手が嫌がっているとは気付かず、エスカレートした」と話したという。(神戸新聞)

2022.3.31 「胸が大きい」と職場の女性に 男性職員を停職の懲戒処分

埼玉県和光市は30日、職場の女性職員に対してセクハラ発言をしたなどとして、保健福祉部の30代の男性一般職員を地方公務員法に基づき、停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は29日付。
同市によると男性職員は昨年5月ごろから、職場の会計年度任用職員の女性に対して「胸が大きい」などのセクハラ発言をしていた。同6月中旬に女性が所属長に相談するとともに同7月中旬に男性職員に対して直接「発言をやめてほしい」との話をしたところ一時的に収まったが、同11月5日に業務のため市内へ公用車で2人で出掛けた際に車内でセクハラ発言をしたり、スマートフォンでわいせつな画像を見せるなどしたという。
同11月16日に女性が所属長に相談し、事案が発覚した。女性は一時的に休職をしていたが現在は復職しているという。
また企画部所属、40代の男性課長級職員は業務上関わりのあった男性市民委員と会議録に関して、激しい口論となり、どう喝言動があったとして戒告の懲戒処分となった。(埼玉新聞)

2022.4.1 会食後の男性市職員、手をつなぐこと強要 減給の懲戒処分

宮城県栗原市は3月31日、飲酒を伴う会食などでセクハラをしたとして、課長補佐級の40代男性職員を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は30日付。
発表によると、男性職員は昨年11月下旬の夜、県外から訪れていた20代女性を誘って市内で会食した際に性的な発言をして、宿泊先に送る時に手をつなぐよう強要するなどした。女性が知人を通じて同12月に市に連絡した。(読売新聞)

2022.4.16 帰り道で同僚にセクハラ 沖縄県職員を戒告の懲戒処分

沖縄県は14日、農林水産部の宮古地区出先機関の30代男性職員が女性職員に対しセクシュアルハラスメントをしたとして、戒告の懲戒処分にしたと発表した。
県人事課によると、男性職員は本庁勤務だった2021年3月下旬、那覇市内の飲食店や帰り道で、嫌がる女性の手を握ったり、体を寄せたりした。後日、女性職員が上司に報告し発覚した。(沖縄タイムス)

2022.4.18 尾道市立大でアカハラ・セクハラ 停職の懲戒処分

広島県尾道市立大は、学生1人へのアカデミックハラスメントと学生2人へのセクハラがあったとして同大経済情報学部の40代男性教授を停職6か月の懲戒処分にしたと同大のホームページで公表した。処分は3月31日付。教授は同日、自主退職したという。(中国新聞)

2022.4.19 セクハラや人権侵害にあたる行為繰り返す 神戸市水道局職員5人を停職の懲戒処分

神戸市は19日、同市水道局でセクハラや人権侵害に当たる行為などが繰り返されていたとして、課長級の幹部を含む職員6人を停職や戒告の懲戒処分にしたと発表した。
市によると、昨年11月24日、外部の女性講師が同局事業所内でマナー研修を実施中、48歳と58歳の男性職員2人が性風俗店に関する会話をした。外部の女性講師が後日、同市に「セクハラに当たる」と報告。これを受け、市が第三者委員会を設置し調査していた。
同調査委の報告書などによると、2人と別の男性職員(54)も、女性がいる職場で度々、男性機能の話をしていたことが判明。懇親会の席で同僚の首筋に熱く煮えた食材を落としたこともあった。
また3人は、指定難病で障害者手帳を持つ同僚に「はげ」「死ね」などと発言。「どうせ死ぬんやから、保険金が俺に入るようにしとけよ」などと暴言を吐いていたことも分かった。
市は職員3人を停職3~5日、部下の行為を黙認した上、自身も勤務中にパソコンで業務に関係のない旅行サイトなどを閲覧していた係長級の男性職員(58)を停職15日、所属長の課長級の男性職員(61)を停職5日とした。同局の倉庫に私物タイヤを保管していた係長級の男性職員(59)は戒告にした。(神戸新聞)

2022.4.27 「キスしていい?」 セクハラの神奈川県課長級職員を戒告の懲戒処分

出張中に部下の女性を抱きしめるセクハラをしたなどとして、神奈川県は27日、健康医療局の課長級の男性職員(49)を戒告の懲戒処分とした。
県によると、男性は昨年10月、日帰り出張中に女性職員を抱きしめて「キスしていい?」「好きだよ」と発言した。同9~10月にも出張中に女性の頭をなでたり、携帯電話で女性を撮影して「スーツ姿かわいい」と言ったりした。
同10月中旬、出張から戻った女性が被害を別の上司に申告して発覚した。
県の聴取に対し、男性は「どうしてこういうことをしてしまったのか分からない。(女性に)恋愛感情はなかった。反省している」と話している。すでに女性とは別の部署に異動した。
女性は「上司なので嫌とは言えず、露骨に振り払うこともできなかった」という。(神奈川新聞)

2022.4.30 人いない場所に呼び、同僚女性に抱きつく 大学病院の職員を諭旨解雇の懲戒処分

山形大は28日、同僚にセクハラ行為を繰り返したとして、医学部付属病院(山形市飯田西)の40代男性職員を同日付で諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、男性は2020年4月頃から、同僚の女性職員に対して、人がいない場所に呼び出して後ろから抱きつくなどのセクハラ行為を繰り返した。
昨年5月、被害女性から同大の相談員に相談があり、調査委員会を設置して調査を進めていた。男性は行為を認めているが、「スキンシップのつもりで、ハラスメントにあたるとは思っていなかった」などと話しているという。(読売新聞)

2022.5.17 県立高教諭がセクハラや暴言、「チクったら許さない」と他の職員を恫喝 懲戒免職

岩手県教育委員会は16日、生徒に対し、不適切な言動やセクハラ行為を繰り返したなどとして、県立高校教諭(45)を懲戒免職処分にしたと発表した。
発表によると、教諭は2020~21年度、寮で入浴中の女子生徒を浴室の扉をたたいて呼び出そうとしたり、生徒に「退学しろ」などと発言したり、不適切な言動を繰り返したほか、女子生徒に下着のことについて発言するなどのセクハラ行為も行った。他の職員にも「チクった教員を許さない」などと日常的に威嚇や恫喝(どうかつ)にあたる言動を行ったという。
教諭は2019年にも前任の高校で生徒への不適切な言動と体罰で減給1か月の懲戒処分を受けていた。(読売新聞)

2022.5.17 男性海士、女性隊員の頬なめ、体触る 停職の懲戒処分

海上自衛隊大湊地方総監部(青森県むつ市)は16日、女性隊員にセクハラをしたとして、護衛艦「はまぎり」所属の10代男性海士を停職6か月の懲戒処分とした。
発表によると、海士は昨年9月1~8日、当時所属していた護衛艦で女性隊員の頭をなでたり太ももや胸を触ったりするなどの行為を繰り返した。また同4日には、むつ市内の飲食店で同じ女性隊員に対し、頬をなめるなどした。
海士は「コミュニケーションを取るうちに、面白半分でやってしまった。不快な思いをさせ、大変申し訳ない」と話しているという。(読売新聞)

2022.5.20 教頭がセクハラ、停職の懲戒処分

福島県教育委員会は20日、性的な発言を繰り返して部下に精神的な苦痛を与えたなどとして、県北地区の市町村立学校に勤める男性教頭(50)を停職1か月の懲戒処分にした。(毎日新聞)

2022.6.2 同僚にセクハラ 男性教授を停職の懲戒処分

同僚の女性講師にセクハラやパワハラをしたとして、県立医大(和歌山市)は1日、医学部の50代男性教授を停職3か月の懲戒処分とした。
医大によると、教授は2021年12月から22年1月にかけ、同じ医学講座に勤務する講師に対し、恋愛感情を告げたり、夫婦関係に触れたり、不快にさせる性的な発言をした。(毎日新聞)

2022.6.6 大学院教授、女子学生にセクハラ 諭旨解雇の懲戒処分

神戸大は20代の女子学生にセクハラをしたとして、50代の大学院教授を5月20日付で諭旨解雇の懲戒処分にした。教授は31日付で退職した。
同大によると、教授は昨年10月、学業を通じて知り合った同大の女子学生にセクハラを行った。学生が大学に相談し発覚。教授は事実を認め「落ち込んでいた学生を励まそうと思った」などと話しているという。(神戸新聞)

2022.6.7 九州大の50代男性教授、セクハラなどで出勤停止の懲戒処分

九州大は7日、学生と研究員に対してセクハラを含む高圧的、差別的、侮蔑的な言動を繰り返したとして、50代の男性教授を同日付で出勤停止7日の懲戒処分にしたと発表した。大学役員会は「大学における教育環境を悪化させた責任は重大。大学組織秩序の見地から看過することはできない」としている。
九大人事部によると、ハラスメント被害の申し立てを受けて事実関係を調査し、昨年11月、教授によるハラスメントを認定した。(朝日新聞)

2022.6.16 「好きになっちゃった」 セクハラで学芸員を減給の懲戒処分

名古屋市教育委員会は16日、職務中に30代女性職員の体を触るなどセクハラ行為をしたとして、市教委文化財保護室の男性学芸員(60)を減給1か月(10分の1)の懲戒処分とした。
市教委によると、2021年11、12月の2日間、女性が遺跡発掘調査で建物屋上から腹ばいで埋蔵物を撮影していたところ、男性が女性の腰を持つなどした。その後女性の手を握ったり「好きになっちゃった」と発言したりした。
女性が職場の上司に相談して発覚。市教委が聞き取ったところ、男性は「少しふざけすぎた」などと認めたという。男性は今年4月、別の部署に異動した。(毎日新聞)

2022.6.17 学生と旅行、同部屋に宿泊 早大教員を停職の懲戒処分

早稲田大は17日、教え子の学生と複数回旅行に行き同じ部屋に泊まるなど不適切な行為があったとして、政治経済学術院所属の教員を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は15日付。教員は調査に対し、おおむね事実関係を認めており、依願退職した。
早大によると、教員は2016年9月~18年3月、教え子の学生を複数回、海外出張やプライベートの旅行に同行させて同じ部屋に泊まったほか、自身の子どもの迎え、研究室の植物への水やりなどをさせていたという。
昨年3月に学生から相談があり、大学が調査していた。(時事通信)

2022.6.24 男性警部が部下の男性警察官にわいせつ行為 減給の懲戒処分

和歌山県警の警察署幹部だった男性警部が、部下の男性警察官にわいせつな行為をしたとして懲戒処分を受けていたことが24日、県警への取材で判明した。
県警関係者によると、警部は3月下旬、部下宅で複数回、就寝中や起床後の部下の下腹部を触るなどのわいせつな行為をしたという。警部も部下も当時、共に勤務時間外だった。
被害情報が寄せられたことから県警が調査し「幹部職員による複数回にわたる執拗(しつよう)な行為」として、セクシュアルハラスメントと認定した。県警は信用を失墜させたとして、警部を3日付で減給10分の1(6か月)の懲戒処分とした。警部は依願退職したという。(毎日新聞)

2022.6.28 高校講師が指サックで避妊具連想させる発言 戒告の懲戒処分

女子生徒に避妊具を連想させる発言をしたとして、兵庫県教委は28日、阪神地区の県立高校の男性臨時講師(64)を戒告処分にし、発表した。今月末で依願退職する意向だという。
県教委によると、5月下旬、高2の英語の授業中に講師が着けていた指サックを見た女子生徒が「着けてみたい」と言ったのに対し、講師は「まだ早い。こんなんを着ける時にはちゃんとせなあかん」と言った。(朝日新聞)

2022.7.1 女性隊員の制服に体液、水着盗む「コレクションにしたかった」 館山基地海士長を懲戒免職

海上自衛隊第21航空群(館山市)は30日、複数の女性隊員に対しセクハラ行為を行ったなどとして、第21整備補給隊に所属する20代の男性海士長を懲戒免職処分にした。
同航空群によると、男性海士長は県外の部隊に所属していた2017年8月~20年8月ごろ、複数回にわたり女子更衣室に侵入し、同僚の女性隊員の制服に体液を付着させたほか、水着やゴーグルなどを盗んだ。その後、同隊に異動後も別の女性隊員のポーチを盗んだほか、同隊が調達したマスク5箱(計約1900円相当)を盗んだ。
ポーチを盗まれた隊員が上司に相談し、警務隊で捜査したところ、男性海士長が浮上。異動前の部隊でのセクハラ行為なども判明した。「ポーチの中身を確認したところ、女性隊員が使っていたものだったので、自分も使ってみたい欲求が湧いた。水着はコレクションにしたかった」などと話しているという。(千葉日報)

2022.7.1 東大の技術職員、営業に来た女性社員にセクハラで停職の懲戒処分

東京大は1日、営業に来ていた企業の女性社員にセクハラ行為をしたとして、同大の50代の男性技術職員を停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は6月28日付。
発表によると、男性技術職員は、女性に対し、性的な関心を示す言動などを繰り返したという。(読売新聞)

2022.7.3 セクハラ教諭を懲戒免職

広島県教委は8日、女子生徒にセクハラ行為を繰り返したとして、県西部の県立高の男性教諭(63)を懲戒免職にした。(中国新聞)

2022.7.5 神戸大教授、女子大生にセクハラ 停職の懲戒処分

神戸大は5日、60代の男性教授が20代の女子学生にセクハラ行為をしたとして、停職5か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は4日付。教授は同日、依願退職した。大学は被害者に配慮し、教授の所属など詳細を明らかにしていない。
大学によると、女子学生は男性教授のゼミ生。昨年6月30日、学内のハラスメント相談員に、同年5月~6月にかけて教授から複数回セクハラ被害を受けたと訴えた。
教授は大学が設置した調査委員会の聞き取りに「記憶にない」と話したが、調査委はほかのゼミ生の聞き取りなどからセクハラ行為を認定した。教授は、大学が設けた2週間の弁明期間内に、弁明しなかったという。
神戸大は6月にも女子大生にセクハラをしたとして、大学院の50代の男性教授=当時=を諭旨解雇処分にしたと発表している。処分は5月20日付。教授は同月31日付で退職した。大学は他にもハラスメントがないか実態調査を検討している。(産経新聞)

2022.7.13 母子家庭訪問先で女性の体触る 規定に反し1人で訪問 市職員を停職の懲戒処分

相模原市は13日、指示に背いて母子世帯の家を訪問し、不適切な身体接触をしたとして、健康福祉局の男性主査(43)を同日付で停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。
相模原市によると、緑子育て支援センター(緑区)に所属していた2021年10月、ケースワーカーだった男性主査は母子家庭の家を1人で訪問。さらに女性の手や肩に不必要に触れるなどの不適切な行為をした。センターではこの女性宅を1人で訪問しない決まりだった。11月に女性から市側へ申告があり発覚した。
市の聞き取りに対し、男性主査は「一人親世帯向けのパンフレットを渡そうと訪問した。接触は相手からだった」などと説明したが、市は訪問や身体接触は不適切な行為だったと認定した。男性主査は7月末で退職する意向を示しているという。(毎日新聞)

2022.7.14 悪ふざけ」で同僚女性の体触る 2等陸曹を停職の懲戒処分

陸上自衛隊仙台駐屯地(仙台市宮城野区)は14日、飲食店で同僚の女性の尻付近を触ったとしたとして、東北方面後方支援隊の男性2等陸曹(33)を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。駐屯地によると、男性は「悪ふざけをしても許してもらえると思った」と話している。
男性は平成30年3月19日、仙台市内の飲食店で同僚の尻付近を触った。令和元年11月、女性の父親が部隊に被害を申告。処分に時間がかかったことについて、駐屯地は「厳正な手続きを進めていた」としている。(産経新聞)

2022.7.15 授業中に腰振る動き 福島の県立高男性講師、停職の懲戒処分

福島県教委は15日、授業中に一緒に教えていた同僚の女性教員の近くで腰を振る動きをしたなどとして、県北部の県立高の20代男性講師を停職3か月の懲戒処分とした。
県教委によると、男性講師は4月下旬~5月上旬の授業中、クラスの男子生徒の気を引こうと、チームティーチングの同僚の女性教員の後方で腰を振った。
女性教員に聞こえないように男子生徒らと性行為について話し込むこともあった。不快に感じた女子生徒が女性教員に相談し、発覚した。男性教諭は「受け持っていた男子生徒と仲良くなりたかった」などと弁明しているという。(河北新報)

2022.7.19 部下へ暴行、セクハラで停職の懲戒処分

自衛隊秋田地方協力本部は19日、部下への暴行や、女性隊員へのセクハラをしたとして、50代男性1等陸尉を停職7日の懲戒処分とした。
本部によると、1等陸尉は2019年11月ごろから20年2月ごろまでの間、当時勤務していた県外の駐屯地の事務所で、2度にわたり、部下の男性隊員の頭部を平手打ちした。男性隊員がパソコンを操作しながらあいさつをしたことに腹を立てたという。
19年7月25日から11月14日にかけては、同駐屯地の演習場での訓練中に3回、部下の女性隊員の腰付近を触るなどして不快な思いをさせた。(秋田魁新報)

2022.7.22 女性隊員の手を握りキス 同僚にセクハラ、2等海曹を停職の懲戒処分

海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)は21日、同僚の女性隊員にセクハラをしたとして、第1整備補給隊の男性2等海曹(53)を停職4か月の懲戒処分にした。
広報室によると、2曹は2021年10月~22年3月、私有車両内で2度にわたり女性隊員の手を握ったほか、相手の意に反してキスするなどし、精神的苦痛を与えた。女性が上司に報告して発覚した。男性幹部は「一方的に恋愛感情を持ち、感情を抑えることができなかった」と話しているという。(南日本新聞)

2022.7.26 「資質否定発言」アカハラやセクハラ言動、京都大が教授と助教を懲戒処分

京都大は26日、指導していた学生を誹謗(ひぼう)中傷するなどのアカデミックハラスメントをしたとして、化学研究所の50代男性教授を減給半日分の懲戒処分にした。またセクハラ行為をしたとして同研究所の30代男性助教を停職10日の懲戒処分にした。
京大によると、男性教授は、研究所に所属していた学生に対し、資質を否定するような発言を学内で複数回繰り返した。男性助教は研究所の別の学生に対し、不快にさせる性的言動をした。
いずれも昨年7月、大学側に第三者から申し立てがあって発覚した。男性教授は「指導の一環だった」、男性助教は「激励する意味で行った」などと話し、おおむね行為を認めて反省しているという。(京都新聞)

2022.7.27 女性隊員にセクハラとパワハラ 海自2尉の男性を停職の懲戒処分

部下の女性隊員にセクハラやパワハラを繰り返したとして、海上自衛隊は27日、指揮通信開発隊(横須賀市)に所属する50代の2尉の男性を停職2日の懲戒処分とした。
横須賀地方総監部によると、2尉は2019年11月から20年12月までの間、当時の所属部隊で、部下が女性特有の病気にかかった際、やゆする言動を行い精神的な苦痛を与えた。また、日常的に人格を否定する発言を繰り返したり、机をたたいたりした。
2尉はパワハラについては「指導を繰り返したが改善されず、厳しく叱り過ぎたと今は認識している。海上自衛官として強固な人間にしたかった」と認めている。セクハラについては別の隊員の目撃証言がありながらも、「覚えていない」と話しているという。(神奈川新聞)

2022.8.10 女子生徒にキス、男子生徒に暴言 男性教諭2人を懲戒処分

宮城県教委は10日、女子生徒にセクハラ行為をした県立高の男性教諭(53)を懲戒免職処分に、部活動を巡って男子生徒に不適切な言動をした県立特別支援学校の男性教諭(51)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にしたと発表した。
県立高の教諭は2015年4月、仙台市内の公園で当時の勤務先ではない別の高校の女子生徒にキスをして胸を触ったほか、同年5月にも体を抱き締めた。
2人は部活動を通じて知り合った。女子生徒は今年4月、弁護士を通じて県教委に被害を訴えた。警察にも被害届を出したという。
特別支援学校の教諭は昨年12月、当時勤めていた県立高の男子生徒と教官室で話をした際、顔のマスクを払ったり、平手で頭をたたいたり、胸ぐらをつかんだりした。昨年8月~今年1月には「頭が悪いのだから勉強に専念しろ」などと暴言を吐き、担当する部活動の部員3人に辞めるよう強要。2人が転部した。(河北新報)

2022.8.16 嫌がる部下の手握り続け 大阪府の58歳職員、セクハラで停職の懲戒処分

大阪府は16日、部下の女性職員1人にセクハラやパワハラを繰り返したとして、財務部の課長補佐級の男性職員(58)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。
府によると、男性職員は2021年5月~22年3月、部下の自宅最寄り駅で待ち構えて家に連れて行くよう強要したり、電車内で嫌がる部下の手を約5分間握ったりした。別室に呼び出して「顔が見たいからマスクを外して」と求め、飲食に誘うメールを繰り返し送ったこともあった。誘いを断られると不機嫌になり、部下を萎縮させたという。
男性職員は「部下を苦しめている可能性は認識していた。長期間にわたり苦しめる結果となり申し訳なかった」と話しているという。(毎日新聞)

2022.8.17 教頭が女性教諭に投げキス、減給の懲戒処分

千葉県教委は17日、校内でのセクハラ行為で県立富里特別支援学校の男性教頭(55)を減給10分の1(3か月)とした。
男性教頭は18~19年度に教頭として勤務していた別の県立特別支援学校で、同校の女性教諭に日常的に投げキスなどのセクハラをした。校内で上半身に手を回すこともあったという。
県教委は、同校の女性校長(60)についても女性教諭から相談を受けたが、県教委に十分な報告をせず、セクハラを防げなかったとして、戒告の懲戒処分とした。(千葉日報)

2022.8.25 職員にセクハラ、男性公証人をけん責の懲戒処分

旭川市の旭川公証人合同役場に勤める女性職員の体を触るなどのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)をしたとして、法務省は24日、旭川地方法務局所属の男性公証人(63)をけん責の懲戒処分とした。
同法務局などによると、公証人は2018年8月から10月にかけ、当時、同役場の職員だった女性(50)=旭川市=の意思に反して手を触ったほか、スマートフォンでハートマーク入りのメッセージなどを多数送ったとしている。(北海道新聞)

2022.8.31 セクハラとパワハラで男性職員を懲戒免職

山梨県甲州市は31日、市職員にセクハラとパワハラを繰り返したとして市議会事務局長だった総務課付の男性職員(59)を懲戒免職処分にしたと発表した。
市によると男性職員は今年4月に議会事務局長に就任。6月中旬ごろから職員の1人を過剰に叱責し萎縮させたり、口頭やネット交流サービス(SNS)などでしつこく食事に誘ったりした。また、勤務時間外に「馬鹿っ小僧」などと入力したメールを送るなど継続的なハラスメント行為が確認されたという。
8月中旬に市の相談窓口に職員からの相談が寄せられ発覚した。男性職員は市の調査に「過剰な叱責はした」と認める一方、「食事に誘うことがセクハラだという認識は無かった」と話しているという。31日付で総務課付となり、懲戒処分を受けた。(毎日新聞)

2022.9.2 女性職員の頰触るセクハラ 横浜市交通局の助役を停職の懲戒処分

横浜市交通局は2日、職場内でセクハラ行為をしたなどとして、高速鉄道本部駅務管理所の男性助役(49)を停職1か月の懲戒処分にした、と発表した。処分は同日付。
同局によると、助役は昨年春から秋にかけ、当時勤務していた市営地下鉄センター北駅で、女性職員3人に対し頬や肩を触ったり、性的な発言をしたりするセクハラ行為などを行い、不快感と精神的苦痛を与えた。(神奈川新聞)

2022.9.7 女子児童6人の腹部を触る 小学教諭を停職の懲戒処分

都教委は、女子児童6人に対して服の上から腹部を触るなどのセクハラ行為をしたとして、多摩地域の小学校の男性主任教諭(43)を停職6か月とするの懲戒処分を公表した。(毎日新聞)

2022.9.8 同僚の女性職員3人にセクハラ 教諭を懲戒免職

鳥取県教育委員会は8日、同僚の女性職員3人にセクハラ行為をしたとして、倉吉市立小学校の教諭(41)を懲戒免職処分にした。
県教委によると、教諭は5月ごろから、女性職員にLINE(ライン)で性的なメッセージを送ったり、手を握ったりする行為をしていた。
女性職員が6月下旬に学校側に相談。その後の調査で、2020年秋に別の女性職員に対して手を握るなどの行為をし、21年10月には、さらに別の女性職員に対し、ラインで不快な思いをさせる内容を送っていたことが分かった。教諭は「浅はかな行為をした」と反省しているという。(山陰中央新報)

2022.9.9 安芸区職員をセクハラで減給の懲戒処分

広島市は9日、同僚の女性職員にセクハラをしたとして、安芸区の一般職男性(64)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にした。市によると、男性は4月6日の勤務時間中にセクハラ行為をしたという。市は「女性職員のプライバシーに関わるため詳細は控えたい」と説明している。(中国新聞)

2022.9.15 セクハラ行為で巡査部長を減給の懲戒処分 降格も

昨年12月~今年4月に警察職員にひわいな言動を繰り返すセクハラ行為をしたとして、群馬県内の警察署に勤務する巡査部長が減給10分の1(3か月)の懲戒処分を受けていたことが14日、情報公開請求に基づく群馬県警への取材で分かった。処分は8月10日付。県警監察課によると、巡査部長は行為を認め、巡査に降格している。(上毛新聞)

2022.9.20 着替え中の教室に入る 男性講師を減給の懲戒処分

新潟県教育委員会は20日、着替え中の女子生徒がいる教室に複数回入ったり、授業や清掃の際、女子生徒の背中や肩を複数回触ったりするなどのセクハラをしたとして、県立高校の50代男性講師を減給3か月の懲戒処分とした。(産経新聞)

2022.9.26 女性と不適切関係、1等陸曹を懲戒免職

陸上自衛隊今津駐屯地(滋賀県高島市)は26日、同駐屯地で働いていた委託業者の女性と不適切な関係があったなどとして、業務隊の1等陸曹の50代男性自衛官を懲戒免職とした。
同駐屯地によると、平成30年9月~令和元年8月、業者の女性に同意を得ることなく、複数回にわたり性行為をした。
自衛官本人が上司に報告、発覚した。調査で自衛官は「同意があったと誤認していた」と話している。被害女性とは示談が成立している。(産経新聞)

2022.9.27 後輩隊員にセクハラ 3等海曹を停職の懲戒処分

女性隊員にセクハラ行為をしたとして、海上自衛隊佐世保地方総監部は26日、護衛艦こんごうの30代の男性3等海曹を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。
同総監部によると、県外に寄港していた2019年10月16日午後10時45分ごろから17日午前2時ごろまでの間、3等海曹は飲食店で後輩の女性隊員の肩や腕を繰り返しさわり、退店後、ホテルへ強引に連れ込もうとしたという。女性隊員にけがはなかった。
男性3等海曹は「言動が記憶にないほど飲酒していた」と話しているという。(長崎新聞)

2022.9.28 知人女性にセクハラ行為、男性教諭を停職の懲戒処分

長崎県教委は27日、知人女性にセクハラ行為をした県立高の男性教諭(47)を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。
高校教諭は8月、知人女性と2人で会食した後、自宅に招き、女性の意に反して複数回にわたり、抱き締め、キスをするなどのセクハラ行為をした。女性が後日、教諭の勤務する学校に連絡して発覚。女性は体調を崩していたが、回復に向かっており、刑事告発は考えていないという。(長崎新聞)

2022.10.1 セクハラで職員を停職の懲戒処分

三重県松阪市は30日、セクハラで地域振興局地域住民課係員男性(36)を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。
男性職員は昨年3―6月、職場にいる会計年度任用職員の30代女性の戸籍を業務以外で3回閲覧し、知り得た情報を同職員に漏らした他、常日頃から同職員に「細いのに胸もある」「もう子どもつくらんの」などセクハラ発言をした。今年2月には勤務時間中に上着とシャツを脱いで同職員だけがいる会議室に入り、相談を受けていた件を果たせなかったといきなり土下座した。(伊勢新聞)

2022.10.4 勤務中に同僚女性の手を握る セクハラで市職員に戒告の懲戒処分

陸前高田市は3日、同僚の女性職員にセクハラ行為をしたとして50代の課長補佐級の男性職員を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
市総務課によると、男性職員は昨年4月ごろから約1年間、勤務中に部下の女性職員に対し、複数回にわたって手を握ったり頭をなでるなどの行為をした。女性職員が同僚に相談し発覚した。(岩手日報)

2022.10.6 「好意もたれていると思い込んだ」農政局職員、女性職員に大声でどなり懇親会でセクハラ 停職の懲戒処分

九州農政局は9月30日、部下の女性職員にセクハラやパワハラを繰り返したとして、熊本県内で勤務する係長級の男性職員を停職9か月の懲戒処分にした。
発表によると2018年5~9月に開かれた7回の懇親会で、女性職員の胸を触るなどし、懇親会に向かう途中で何度も大声でどなった。2人になったタイミングで行為に及んでいたという。女性は同年10月から体調を崩して休職した。20年3月に相談があって発覚した。
男性職員は「部下から好意をもたれていると思い込んでいた」と話しているという。職務中に携帯電話で甲子園で行われた試合を見るといった問題行動もあったとしている。(読売新聞)

2022.10.13 暴言やセクハラで職員2人に停職の懲戒処分

長崎県は13日、後輩の20代男性に対し仕事のミスに罰金を求めたほか、暴言を吐き、裸の写真を撮影するなどパワハラやセクハラを繰り返したとして、県水産部係長級の50代男性職員を停職3か月、40代男性職員を同2か月の懲戒処分とした。
県によると、男性は2018年から、2人とともに泊まりを伴う業務に携わった。2人は男性の宿直室に「罰金箱」を設置し、男性が仕事のミスをした際に入金を指示。40代職員は男性の入浴時の姿を撮影し、写真を罰金箱に貼り付けたほか、性的な言葉を日常的にLINE(ライン)で送っていたという。(共同通信)

2022.10.14 部下にセクハラ 停職の懲戒処分

海上自衛隊呉地方総監部(呉市)は14日、部下の女性隊員にセクシュアルハラスメントをしたとして、第1術科学校の男性海曹長(52)を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。(中国新聞)

2022.10.14 繰り返しセクハラ行為、職員を停職の懲戒処分

山形県は13日、職場内でセクハラ行為を繰り返した40代の男性主査級職員を停職20日の懲戒処分にしたと発表した。
県人事課の発表によると、40代の男性職員は2020~22年度、同じ課に所属する部下の女性職員5人に、手で肩に触れるなど不必要に体に触る行為を繰り返した。今年5月頃、被害に遭った女性職員1人からの申告で発覚した。管理監督責任を問い、男性職員の上司にあたる、いずれも50代の部長級、次長級、課長級の職員計4人を文書訓告や厳重注意とした。(読売新聞)

 

 

 

 

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