パワハラ行為に対する懲戒処分事例【報道】

パワーハラスメント

報道機関が公表する懲戒処分事例のうち”パワハラ行為に対する懲戒処分事例”について情報を整理した。

懲戒処分を検討に際しては,公的機関や民間企業における具体的な実例に過ぎず,必ずしも裁判に耐えうる処分事例とは限らないことを考慮の上,参考にしてもらいたい。

【参考記事】

社長のための労働問題ブログ

会社にとって参考になる懲戒処分の基準について,労働問題専門の弁護士が分かりやすく解説します。…

2018.6.11 バリカンで部下モヒカン刈り 前消防副署長、懲戒免職に

橿原消防署のパワハラ問題などを調査していた奈良県広域消防組合(橿原市)は2018年6月11日、部下の髪をモヒカン刈りにしたり、署の備品を持ち帰ったりしたとして、前副署長(53)を懲戒免職にしたと発表した。処分は同日付。

組合によると、前副署長は昨年11~12月、署内の食堂で20~50代の部下5人の髪を6回にわたり、電動バリカンで散髪した。そのうち1人はモヒカン刈りにした。組合の聴取に「最初は長い髪を整えてあげるつもりだったが、徐々にふざけてやるようになった」と答えた。部下は「関係が悪くなるのが嫌で断れなかった」と話したという。

また、前副署長は署の備品の草刈り機を無断で自宅に持ち帰って使ったり、請求書の品目を書き換えさせて空気清浄機を購入したりしていた。組合はこれらの行為がパワハラや窃盗などにあたると判断した。

管理責任を問い、組合の山本洋消防長を減給10分の1(1カ月)、請求書の書き換えを知っていた当時の署長を減給10分の1(3カ月)にするなど、6人を懲戒処分にした。

組合の田畠明副消防長は「住民の信頼を裏切り、深くおわびします。信頼回復に向けて全力で取り組みたい」と話した。

これらの問題は、組合が今年2月に全職員を対象に実施したハラスメントなどに関するアンケートで判明し、調査を進めていた。(朝日新聞 2018.6.12)

2018.7.4 ”逆パワハラ?”上司から「罰金」徴収した女性職員解雇へ

城里町環境センター(同町下古内)の30代女性嘱託職員が、上司が業務の一部を部下に頼った見返りに「罰金制度」と称して、50代男性所長=当時=から現金計57万円を受け取っていたことが3日までに、町への取材で分かった。町は職場内の秩序を乱したとして、嘱託職員を31日付で解雇することを決めた。
町によると、嘱託職員は昨年10月〜今年3月にかけ、パソコンを使った書類作成など所長の業務の一部を手助けする度に、所長から「罰金」を受け取っていた。金額は約半年で計57万円に上った。「罰金制度」は嘱託職員が所長に対し「仕事を覚えてほしい」「やる気を出してほしい」などの理由で考え出したという。
所長が4月初め、上遠野修町長に「罰金と称して金を取られている」と相談したことから、問題が発覚。その後、嘱託職員は全額を所長に返した。
同センターは町営のごみ処理施設。嘱託職員と所長のほか、職員4人が勤務している。町は4月19、20両日、顧問弁護士立ち会いの下、6人全員から事情を聞き、事実を確認した。
町によると、嘱託職員は「罰金」の強制を否定。これまでに受け取った現金は使わずにためていたといい、「(所長が)仕事をきちんとやってくれれば戻すつもりだった」と釈明したという。所長は「(自身の仕事がはかどらない)ふがいなさで罰金制度を受け入れた」と説明している。ほかの職員も「罰金」の存在を認識していた。
町は、嘱託職員が「罰金」を求めた問題について、刑法の恐喝には当たらないと判断。一方で職場内の秩序を乱したとして、契約満了を待たず解雇することを決めた。ほかの職員らの処分も検討している。
嘱託職員は2014年4月から1年ごとの契約で同センターに勤務。所長は16年4月から務め、今年7月1日付で他の部署に異動している。(茨城新聞)

2017 埼玉県内の公立学校における体罰による懲戒事例

県教育局は、県内の公立学校(さいたま市立学校を除く)で2017年度に発生した教員による体罰(暴言・威嚇含む)は前年度比13件増の延べ40件だったと公表した。体罰をした教員は28人で前年度より4人増え、被害を受けた児童生徒は同比38人増の73人だった。

体罰の発生件数の内訳は小学校5件、中学校6件、高校28件、特別支援学校1件。高校は前年度の12件から28件に大幅に増えた。同課によると、28件のうち13件が暴言・威嚇によるものだった。

体罰で懲戒処分を受けた教諭は減給が2人、戒告が1人。懲戒処分に当たらない訓告などは23人だった。減給処分を受けたのは、所沢市の小学校で男子児童に「窓から飛び降りなさい」などと暴言を吐いた男性教諭と、草加市の中学校で生徒の左すねを蹴る暴行を加えて2週間のけがを負わせた男性教諭。

■さいたま市では1人増4人

さいたま市は、2017年度に市立小中高校・特別支援学校で、体罰を行った教職員は前年度より1人多い4人だったと発表した。暴言など不適切な指導を行った教職員は前年度比38人減の101人だった。

市教職員人事課によると、体罰を行った教職員の内訳は小学校2人、中学校2人。内容は「大きな声で叱責(しっせき)し、転倒させた」「体を引っ張り、首に腕を回して廊下に連れ出した」などで、4人のうち1人が停職、残る3人は訓告などの処分を受けている。(埼玉新聞より抜粋)

2018.7.27 山形大の職員が職員へのパワハラを理由に1日分給与半減(減給額約1万円)処分

山形大が職員へのパワーハラスメント(パワハラ)を理由に同大xEV飯豊研究センター(山形県飯豊町)のセンター長を1日分給与半減(減給額約1万円)とした処分の決定に当たり、学内規程で本来適用すべき条項(停職以上)より軽い処分となる条項(減給以上)を選択していたことが26日、分かった。事案を調査した特別対策委員会の事実認定と食い違い、規程の恣意(しい)的な運用が疑われる。

同大の懲戒処分に関する学内規程はパワハラについての定めがないため、セクシュアルハラスメント(セクハラ)の規定を準用するとしている。
処分対象となる行為や処分の重さを挙げた「懲戒処分の標準例」で、セクハラは(ア)職場の上下関係に基づく影響力を用いた行為は懲戒解雇、諭旨解雇または停職(イ)被害者側の意に反し、繰り返し行われた行為は停職、出勤停止または減給-と定めている。
学内調査を担った特別対策委は報告書で「責任者の地位を背景に職員に精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させた」と指摘。標準例の(ア)の適用が自然なはずだが、同大は(イ)に基づいて減給1万円の処分を決めていた。
同大の矢作清総務部長は河北新報社の取材に「役員会で一つ一つの事実を確認し、標準例の(ア)ではなく、(イ)の適用が妥当と判断された」と話した。判断の根拠は説明しなかった。
同大は今回の処分決定に当たり、特別対策委の事実認定をほぼ踏襲。処分事由は、センター長が2016年4月~17年2月、職員4人に(1)「ボケが!!」「役立たず」などと記した書き置きをした(2)来客の面前で「偏差値40」「小学生以下」と侮辱した(3)事務連絡メールに「無能で非常識なお馬鹿(ばか)さんへ」と記した-など計7件のパワハラ行為をし、大学の名誉と信用を傷つけたとしていた。

◎「処分軽過ぎる」学長に説明要求/職員組合

山形大が同大xEV飯豊研究センター(山形県飯豊町)のセンター長を減給約1万円とした処分は軽過ぎるとして、同大職員組合は26日までに、小山清人学長宛てに処分決定の根拠などについて説明を求める要求書を提出した。
要求書では(1)減給1万円の処分の根拠となる具体的な規定や条項(2)被害者への謝罪、賠償の進め方(3)パワハラが起きた原因をどう分析しているか-の3点を質問した。大学側は近く回答するとしている。(河北新報)

2018.8.1 合宿中に飲酒、ラグビー部員に頭踏みつけるなどの暴行 教諭免職

和歌山県教育委員会は1日、ラグビー部の合宿中に飲酒して部員の男子生徒に暴行を加えたとして、県立星林高(和歌山市)の庄田光一教諭(35)を懲戒免職、酒を持ち込んだ男性教諭(56)を停職1カ月の処分にした。生徒は頭などに3週間のけがをしたという。

県教委などによると、ラグビー部顧問だった庄田教諭は7月15日夜、校内で合宿の打ち上げ中、グラウンドの整備が遅いことを生徒らに注意。反論した3年の生徒に激高し、引き倒して頭を踏みつけるなどした。男性教諭は副顧問で、一緒に飲酒していた。

記者会見した県教委の松本泰幸学校人事課長は「信頼を失墜させる行為。再発防止に努めたい」と話した。(京都新聞)

2018.11.22 他学級の通知表持ち出し廃棄=「同僚困らせたい」教諭を停職-横浜市教委

横浜市立小学校で、折り合いが悪かった同僚の女性教諭が受け持つ学級の通知表などを勝手に持ち出し廃棄したとして、市教育委員会は22日付で、男性教諭(32)を停職12カ月の懲戒処分とした。「同僚を困らせたいと思った」と認め、同日付で依願退職した。
男性教諭は昨年10月28日、同僚教員の学級の児童6人分の体操服やノートなど計7点を自宅に持ち帰り、廃棄。器物損壊罪で在宅起訴され、横浜簡裁から今年10月15日、罰金10万円の略式命令を受けた。
市教委によると、男性教諭は廃棄する前日、校内の授業研究会に出席しなかったことを女性教諭に強く指摘され、腹を立てたという。(時事通信)

2018.11.27 怒鳴る・机を叩く パワハラで減給処分 高島市

高島市は二十七日、部下にパワハラ行為を繰り返し、精神的苦痛を与えたとして地域振興局の男性次長(59)を減給十分の一(三カ月)の処分にしたと発表した。

男性次長は今年四月に着任以降、部下の男性職員に指導と称して大声で怒鳴ったり、机をたたくなどのパワハラ行為をした。職員は適応障害と診断され、六月から百十日間にわたり病気休暇・休職を余儀なくされた。九月に庁内のハラスメント委員会に申し出があり、関係職員を聴取した結果、次長の行為を認定した。

2018.12.6 金属棒で学生殴る 九工大助教を解雇

九州工業大(北九州市)は5日、金属製の棒で男子学生の頭を殴り、2針縫う切り傷を負わせたなどとして、大学院工学研究院の30代男性助教を懲戒解雇処分にした。助教は「学生が実験に失敗して腹が立った」と説明しているという。

同大によると、助教と学生は同じ研究室に所属。昨年秋ごろから2人で実験に取り組んでいた。今年3~5月、同市戸畑区にあるキャンパス内の実験室などで、助教は学生の顔面を複数回殴打。スチール棚の柱に当たる部材(長さ50~60センチ)で、6月に右腕を、8月8日に頭頂部を殴った。

学生の両親から8月中旬に大学へ連絡があり、発覚。記者会見した尾家祐二学長は「教職員にあるまじき行為。再発防止に努める」と述べた。教員と学生の「1対1」の状況も原因の一つとして、複数教員による指導体制が確立できないか検討するという。(西日本新聞)

2018.12.11 私立高校男性監督、女子バレー部員に体罰で減給10分の1(2ヶ月)

女子バレーボール部の部員に体罰を加えたとして、広島県尾道市の私立尾道高校は10日、監督だった男性教諭(53)(3日付で監督から解任)を同校の規定に基づき、減給10分の1(2か月)の懲戒処分とした。同校への取材でわかった。教諭は体罰を認め、「鍛えるためだった」と話したという。

 同校によると、教諭は9月中旬、尾道市内にある女子バレー部の寮で、部員1人の髪を引っ張って倒したほか、学校での練習の際に、複数の部員にボールをぶつけたり、暴言を吐いたりしたという。教諭は10日、退職した。11月、複数の部員が寮を抜け出し、保護者に訴えて発覚した。教諭は2010年、監督に就任。鹿児島県の私立高で女子バレー部の監督を務め、全国優勝を経験したが、07年に部員への体罰で退職していた。(読売新聞)

2018.12.13 県立高校で体罰 男性教諭を減給10分の1の懲戒処分

秋田県教育委員会は13日、監督を務める運動部の女子生徒に体罰をしたなどとして、県央部の県立高校に勤務する50代男性教諭を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。同日付。

県教育庁高校教育課によると、教諭は今年8月、体育館での練習中、生徒の太ももを平手で数回たたいた。(秋田魁新報社)

2018.12.14 パワハラの海自隊員を減給15分の1(1カ月)の懲戒処分  海上自衛隊横須賀地方総監部

海上自衛隊横須賀地方総監部は13日、同僚隊員へのパワーハラスメント行為があったとして、横須賀基地業務隊の20代の男性海士長を減給15分の1(1カ月)の懲戒処分にした、と発表した。

総監部によると、海士長は2月22日、横須賀教育隊で、同僚の20代の男性隊員の胸や腕を殴った。隊員にけがはなかった。2人は当時、教育隊で研修を受けており、他の隊員約30人と整列して敷地内のプールに向かっている最中だった。海士長は「(同僚隊員の)勤務態度に不満を感じて指導した」と話している。

また海士長は10月4日、帰隊時間になっても職場に戻らなかったという。(神奈川新聞)

2018.12.14 モラハラ 同僚の持ち物捨てる 県央部の女性臨時講師を停職処分106日

秋田県教育委員会は13日、同僚の女性教諭の持ち物を隠したり、勝手に捨てたりしたとして、県央部の特別支援学校に勤務する20代女性臨時講師を停職106日の懲戒処分とした。乗用車を運転中に人身事故を起こしたとして、県北部の特別支援学校に勤務する40代男性教諭も戒告とした。いずれも同日付。

県教育庁特別支援教育課によると、講師は今年7月~11月の間に、教諭が作成した授業用の教材や靴を持ち去って捨てたり、ロッカー内にあった教諭のカーディガンをはさみで切り刻んだりした。(秋田魁新報)

2018.12.18 児童生徒に暴力行為 学校職員を減給10%3ヶ月の懲戒処分 札幌市教委

札幌市教委は18日、児童生徒1人に対して暴力行為を行い、軽傷を負わせたとして、札幌市立学校の職員を減給10%3カ月とする懲戒処分を発表した。市教委は被害児童生徒の意向などを理由に、詳細を明らかにしていない。(北海道新聞)

2019.1.17 後輩殴りけが、3等陸曹を停職 陸上自衛隊下志津駐屯地

陸上自衛隊下志津駐屯地(千葉市若葉区)は17日、同じ部隊の後輩隊員を殴りけがを負わせたとして、第2高射特科群3等陸曹の30代男性隊員を同日付で停職15日の懲戒処分にしたと発表した。

 同駐屯地広報室によると、男性隊員は休日だった昨年4月14日、敷地外の飲食店で一緒に食事をしていた後輩隊員の顔を拳で1回殴り、全治3カ月のけがを負わせた。男性隊員は「言動にいらだった」と説明し、後輩隊員と示談交渉を進めているという。(千葉日報)

2019.1.18 パワハラの県職員を減給、静岡 暴言繰り返し、部下自殺

静岡県は18日、特定の部下に暴言を吐くなどのパワーハラスメントをしたとして、課長級の男性職員(59)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。部下は2017年3月に自殺した。

 県によると、職員は県の出先機関の所属長だった17年1~3月上旬、部下の1人に「役に立たない」「ばかだ」との趣旨の発言を繰り返した。

 職員は県職員ハラスメント事実調査委員会の聞き取りに「気を付けていたつもりだったが、不適切な発言が出た可能性はある」と話したという。

 部下の遺族が県に被害を訴え、ICレコーダーで録音した音声データを提供した。(共同通信)

2019.1.18 同僚に暴行の主査減給 「怠けていたと勘違い」 銚子市

銚子市は18日、農産課の男性主査(47)が同僚職員に暴行したとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 市によると、主査は昨年11月2日午後1時半ごろ、翌日に予定されていたイベント「銚子Eまつり」の会場設営に取り組んだ際、同じく作業していた別部署の40代男性職員の胸につかみかかり、頸椎(けいつい)捻挫による全治2週間のけがを負わせたという。

 主査は市に対し事実関係を認め、被害を受けた男性職員が関係者に連絡するため携帯電話を操作していたのを「怠けていたと勘違いした」と、暴行した理由を話している。

 男性職員は同20日、銚子署に被害届を提出。12月20日に和解が成立し、翌日に被害届を取り下げた。越川信一市長は「信頼回復に向け再発防止に努める」とコメントした。(千葉日報)

2019.1.21 パワハラ、埼玉・嵐山町課長停職 部下3人に暴言、ストレスで休職

埼玉県嵐山町は21日、部下3人に暴言を吐くなどのパワハラ行為をしたとして、50代の男性課長を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。部下はいずれもストレスで3カ月間の休職に追い込まれた。

 町によると、課長は昨年6~12月、同じ課に所属する20~40代の男性職員3人に、他の職員の前で「ばか」と暴言を吐いたり、あいさつを無視したりして精神的苦痛を与えた。町の調査に「パワハラとの認識がなかった」という趣旨の説明をしている。

 課長は昨年4月に着任。6月以降、被害に遭った職員から相談が相次いだ。上司が6月と10月の2回、課長に指導したが状況は改善しなかったという。(共同通信)

2019.1.23 同僚女性と口論、腹蹴り飛ばす 横浜市立中用務員を停職

同僚の女性用務員に暴行したり暴言を浴びせたりしたとして、横浜市教育委員会は23日、市立中学校の男性用務員(55)を停職3カ月の懲戒処分にした、と発表した。

 市教委によると、男性は昨年12月6日、校内で60代の女性用務員と休日取得の伝達を巡って口論になり、女性の髪をつかんで床に押しつけた。目撃した教員が止めに入ったが、男性は女性の腹を蹴り飛ばし、頭や腹に軽傷を負わせ「やってすっきりした」と暴言を吐いた。

 男性は「反省している」と話しているが、市教委は態度などから「反省の度合いが低い」として処分程度を決めた。

2019.1.25 同僚に暴力 福島市職員を減給の懲戒処分

福島市は25日、公務中に同僚職員と口論になって暴力を振るい、相手に軽傷を負わせた市長部局の出先機関に勤務する男性職員(44)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。市によると、昨年12月12日午前9時ごろ、勤務中に同僚職員と口論になり、暴力を振るって首に軽傷を負わせた。職員間の情報共有の在り方などを巡って口論になったという。男性職員の上司2人も厳重注意処分とした。

埼玉の消防司令、2回目の停職 部下に暴力、昨年も処分

埼玉県川口市消防局は31日、仕事でミスをした部下の男性を殴ったとして、南消防署南平分署の男性消防司令(45)を停職6カ月の懲戒処分とした。消防司令は昨年7月にも、職場の懇親会で女性職員2人に抱きつくなどのセクハラ行為をしたり、別の男性職員に平手打ちをしたりしたとして停職1カ月となっていた。
同消防局によると昨年11月、消防車両を停車位置に誘導する際にミスをした20代の男性職員の顔や腹を複数回殴った。男性にけがはなかった。消防司令は「一人前にしたいという思いから指導に熱が入ってしまった」と話しているという。

パワハラ艦長ら停職処分=艦内で隊員が自殺

海上自衛隊の補給艦内で男性隊員が自殺した問題で、防衛省海上幕僚監部は29日、原因にパワハラがあったとの調査結果をまとめ、艦長ら3人を停職の懲戒処分とした。継続的に「ばかじゃないのか」などの暴言を浴びせていたという。
海自横須賀基地(神奈川県)の補給艦「ときわ」で、当時艦長だった高木征教2等海佐(54)を停職30日、自殺した3等海尉(32)の上司だった幹部自衛官2人を停職20日とした。(時事通信)

上司をデッキブラシで殴った千葉県職員に減給処分

千葉県は4日、注意した上司を近くにあったデッキブラシでたたくなどした県南部の出先機関の男性職員(43)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
県総務課によると、男性職員は平成30年8月22日午後3時ごろ、同僚職員と屋外で作業について話していたところを、50代の男性上司からサボっているかのように注意されたことに腹を立て、上司の胸ぐらをつかんだほか、近くにあったデッキブラシで上司の左腕を1回たたき、全治1週間のけがを負わせた。(産経新聞)

2019.2.7 実習船で体罰 乗組員2人懲戒処分

宮城県教委は7日、懲戒処分した。宮城水産高と気仙沼向洋高の生徒が乗る海洋総合実習船「宮城丸」の航海実習中、実習生に体罰や暴言を繰り返したとして、男性乗組員(46)を減給10分の1(1カ月)、別の男性乗組員(54)を戒告とした。
県教委が2015~18年度の実習航海に参加した生徒らを対象に調査した結果、乗組員2人が延べ14人に頭をたたくなどの体罰を行い、延べ8人に不適切な発言をしたことを確認。2人は調査に「体罰の認識はなく、あいさつ代わりだった」などと話したという。

2019.2.8 パワハラ行為で管理職を戒告処分 石巻地区消防本部

石巻地区消防本部は8日、部下への過剰な叱責(しっせき)や残業の強要といったパワーハラスメント行為をしたとして、管理職の男性職員(55)を戒告の懲戒処分とした。管理監督の立場にいた当時の消防本部次長は文書訓告処分とした。
同消防本部によると、男性管理職は2016年10月ごろ、部下の男性職員に不適切な発言や叱責を繰り返し、精神的苦痛を与えた。別の部下の男性職員には業務量に配慮せず早期の処理を促し、残業せざるを得ない状況に追い込んだ。
昨年12月上旬、匿名の告発文が亀山紘石巻市長らに届き、石巻地区広域行政事務組合は弁護士らでつくる第三者委員会を設置し、調査していた。
報道機関に届けられたほぼ同一とみられる告発文には、男性管理職が部下に対し「腹を切れ」と発言したり、残業中の別の部下に「寝ないでやれ」「おまえに能力がないからだ」などと罵倒したりしたと訴える内容が記されていた。(河北新報)

2019.2.11 「女性の容姿を誹謗したから処分覚悟で暴行」3人に平手打ち…自衛隊体育学校で 自ら報告した1等陸尉処分

陸上自衛隊朝霞駐屯地内の自衛隊体育学校は12日、隊員3人に平手打ちの暴行を加えたとして、同学校所属の50代男性1等陸尉を減給1カ月(30分の1)の懲戒処分を行ったと発表した。
同学校によると、1等陸尉は昨年1月11日、同学校の教室で、海上自衛隊の20代男性隊員3人に対して、顔を各1回平手打ちした。同学校は毎年10月から翌3月までの6カ月間、同校で養成する各競技の選手を選定するため集合訓練を実施。隊員3人は訓練後、それぞれの部隊に帰任している。事件直後、1等陸尉は自ら暴行行為を上司に報告。1等陸尉は「3人は訓練に参加していた別の女性隊員に対して容姿を誹謗(ひぼう)する言動があったので、自分の処分覚悟でやった」と話しているという。

2019.2.15 部下に暴行「艦の安全運行のため」 幹部自衛官を減給処分

海上自衛隊横須賀地方総監部は15日、部下の隊員を殴るなどしたとして、横須賀潜水艦教育訓練分遣隊の男性幹部自衛官を同日付で、減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした、と発表した。
総監部によると、幹部自衛官は潜水艦で勤務していた2016年8月から10月までの間、部下の隊員2人を殴ったり、座っている椅子を蹴ったりした。部下が操縦ミスをした際に暴行したといい、幹部自衛官は「艦の安全運行のために、とっさにしてしまった」と釈明している。(神奈川新聞)

2019.2.13 岐阜県立高野球部で体罰 監督懲戒、「死ね」と暴言も

岐阜県教育委員会は13日、監督を務める硬式野球部の部員に「死ね」といった暴言を吐き、バットでたたくなどの体罰をしたとして、県立本巣松陽高の男性教諭(34)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。教諭は「勝ちたいという思いが出てしまった」と話しているという。
県教委によると、教諭は平成29年8月~30年10月、練習中の部員約20人に「死ね」「消えろ」などの暴言を発したほか、30年4~10月、特定の部員3人を「ブー」「クレイジー」「ばか」などと呼んだ。ヘルメットの上から頭をバットでたたいたり、メガホンやボールを部員に投げ付けたりしたこともあった。
30年10月、部員2人が「部活を辞めたい」と教諭に申し出。教諭の指示で部員同士が話し合った結果、「これ以上指導を受けたくない」との意見でまとまり、教諭が校長に報告した。その後、学校が部員アンケートなどを行い、暴言や体罰を確認した。(産経新聞)

2019.2.13 障害者施設で虐待 20代職員、利用者のあご殴る

三重県名張市の社会福祉法人名張育成会(市川知恵子理事長)は13日、法人が運営する障害者入所支援施設「成美(せいび)」(美旗中村)で1月に20代の男性職員が、50代の男性入所者を殴りけがを負わせる虐待があったと発表した。同会では今後、県の指導を受けて改善計画を作成する。
同会によると「成美」には知的障害のある成人55人が入所。1月17日夕方、入所男性の部屋で生活支援員の職員が左こぶしで男性のあごを殴った。夜勤の別の職員が男性のあざに気づき、翌日医院で受診したところ骨折はなかったが腫れは2週間ほど続いた。
同会は21日に担当自治体に通報するとともに県にも報告。自治体の調査により障害者虐待防止法に基づく身体的虐待があったと認定された。会では全職員48人への聞き取り調査を行い、けがをさせた職員は最初は「入所男性が自分自身でたたいていた」と否定していたが、1月末に虐待の事実を認めた。被害男性が病気のために摂取制限されていた飲料を求め、職員が説得を続けるうちに感情的になったと話しているという。当時は職員2人で18人の入所者をみる態勢だった。
また職員は同施設での3年7カ月の勤務中に、入所者に対する口のききかたが悪いなどの理由で施設から8回の指導を受けていた。現在は自宅待機中で、会では懲戒委員会を今月開いて処分を決める方針。職員は「たいへん申し訳ありませんでした。どんな処罰も受け、身をもって償いたい」と反省しているという。

2019.2.26 中2男子の頬に加熱した「はんだ」 男性教諭を戒告の懲戒処分

合金の「はんだ」を溶かして金属を接合させる授業中、加熱したはんだの塊を生徒の頬に当てて軽症のやけどを負わせたとして、兵庫県教育委員会は26日、姫路市内の中学校の男性教諭(25)を戒告の懲戒処分とした。
県教委によると、昨年10月31日、防災ラジオを作製する授業中、2年の男子生徒が片付けの指示に従わず、余ったはんだを熱して塊にするなど遊んでいたとして、男性教諭は「はんだは冷えていないと危ない」と注意し、塊を頬に当てたという。
はんだはまだ熱かったため、生徒は左頬に5ミリ程度のやけどを負った。教諭は「冷えていると思った。生徒にけがをさせてしまい、申し訳ない」などと話しているという。
生徒は保健室で応急処置を受け、やけどの痕は残っていないという。(神戸新聞)

2019.2.27 体罰などで教諭3人懲戒 道教委が発表

道教委は27日、男子生徒に体罰をした苫小牧市の中学校の男性教諭(49)を減給10%3カ月とするなど、懲戒処分3件を発表した。
道教委によると、男性教諭は昨年7月、給食時間に指導に従わなかった生徒を壁に押し当て、ほおを1回たたいた。生徒にけがはなかった。男性教諭は2009年にも前任校で生徒にパイプ椅子を投げて骨折させる体罰を行っていた。
このほか、自家用車を運転中に追突し、追突された車を運転していた50代の女性に全治2週間のけがを負わせた恵庭市の高校の女性教諭(38)を減給10%2カ月。男子生徒が授業中に読んでいた自動車学校の教本で頭をたたく体罰をした帯広市の高校の男性教諭(45)を戒告とした。(北海道新聞)

2019.3.11 生徒殴り、28人に暴言 陸自工科学校の職員を停職処分

陸上自衛隊武山駐屯地は11日、陸自高等工科学校の生徒を殴るなどしたとして、同校職員の男性1等陸尉(40)を停職6日の懲戒処分にした、と発表した。
同駐屯地によると、1等陸尉は昨年9月、生徒指導を担当していた寮のクラスの生徒2人の頭を1発ずつ殴ったり、暴言を浴びせながら机を蹴ったりした。さらに同級生28人を集め、暴言を浴びせた。
同駐屯地によると、1等陸尉は生徒同士のトラブルに対応していたといい、「生徒の身勝手な考え方に腹が立ってしまった」と話している。(神奈川新聞)

2019.3.11 生徒殴り、28人に暴言 陸自工科学校の職員を停職処分

陸上自衛隊武山駐屯地は11日、陸自高等工科学校の生徒を殴るなどしたとして、同校職員の男性1等陸尉(40)を停職6日の懲戒処分にした、と発表した。
同駐屯地によると、1等陸尉は昨年9月、生徒指導を担当していた寮のクラスの生徒2人の頭を1発ずつ殴ったり、暴言を浴びせながら机を蹴ったりした。さらに同級生28人を集め、暴言を浴びせた。
同駐屯地によると、1等陸尉は生徒同士のトラブルに対応していたといい、「生徒の身勝手な考え方に腹が立ってしまった」と話している。(神奈川新聞)

2019.3.15 部下にパワハラ、三田市が幹部職員を懲戒処分

指導の範囲を超えて部下を厳しく叱責するなどのパワハラをしたとして、兵庫県三田市は15日、男性室長(55)を戒告の懲戒処分にした。部下は心身の不調で直後から療養休暇を取り、現在も職場復帰できていないという。
室長は部長の下、課長の上に位置づけられる幹部職員。市には現在15人いる。
市人事課によると、室長は昨年10月、部下を会議室に呼び出し、約1時間にわたり「職場の者が不信感を持っている」などと叱責し、辞めさせようとした。
部下は11月、同課に相談。聞き取りに「あなたの仕事は何の価値もない」との発言があったと話したが、室長は否定したという。
パワハラによる懲戒処分は2015年2月、職員に平手打ちしてけがをさせたとして、市消防署の男性署長が停職3カ月の懲戒処分を受けて以来という。

2019.3.18 「あほか」部下に度々暴言 幹部自衛官をパワハラで処分

不適切な発言で部下の隊員に精神的苦痛を与えるなどのパワハラをしたとして、陸上自衛隊伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市緑ケ丘7)は18日、中部方面衛生隊に所属する30代の男性幹部自衛官を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
同駐屯地によると、男性幹部は昨年4月~11月、訓練計画の作成業務に従事していた部下の隊員に「あほか」などと複数回にわたって暴言したという。男性は「指導のつもりだった」と話しているという。部下が防衛省の相談窓口に電話して被害を訴え、業務は続けている。(神戸新聞)

2019.3.18 作新学院ボクシング部監督を懲戒 パワハラ、出勤停止1年

作新学院高(宇都宮市)は18日、強豪として知られるボクシング部の部員に対する体罰や暴言などのパワハラがあったとして、川島弘行監督(43)を出勤停止1年の懲戒処分とした。前監督だった父親(75)のコーチ職解任も決まった。
第三者を交えた同校の調査報告書は川島監督が複数の部員に長時間正座をさせたり、練習態度が悪いとして顔を平手打ちしたりしたと認定。監督は「記憶にない」と説明したが、複数の証言から事実と判断した。日常的などう喝や暴行があり「指導者としてはもちろん、教育現場にあってはならない行為」と非難した。(共同通信)